【株塾の復習】No.69 「上がって横ばい下がって横ばい」横ばいを見つける目を！
しまねこ
です。
予定されていたこととは言え、「相場師朗の株塾」の株塾ライブラリ本当に終了してしまいましたね（涙）
アクセスするとこんな画面になっています。
悲しいですが、本当にいっぱい勉強させてもらったので感謝の気持ちでいっぱいです。改めてありがとうございました！
さて、今回も（必死で書き溜めた）過去の株塾の復習をしていきます。
No.69 2016/9/20放送分のテーマは「上がって横ばい下がって横ばい―基本中の基本」
当時の東京マーケット
当時の日経平均は、下値切り上がり、上値一定の「三角持ち合い」で上に抜けると見ていたところ、9/6～8でその下値を割って、5日線20日線を割り下落。
60日線で一旦止まったところ。三角持ち合いが崩れつつある。
この時ファンダメンタルズとしては、日銀がETFの買いに関連して、日経平均型の買いを抑制するという見通しが広がったことと、ドイツ銀行が一兆円超の和解金のニュース。
1兆4300億円は相当苦しい。
ドイツ銀行は欧州の金融の要。外資の売りは出てくる
以下↓の記事ですね
https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM16H16_W6A910C1EAF000/別（いつもの）面から見てみると、日経平均を含め、殆どの銘柄が3ヵ月上昇している。
3ヵ月間で購入した人が含み益を抱えている。
事件が無くても利益確定の売りが出やすい時期。
日銀の金融政策決定会合とFOMCを控えて、ネガティブなニュースが出たことで外国人投資家が多く売ってきている。
下げ日数としては9日（そろそろ下げ止まり、という意味ですね）
テーマ「上がって横ばい下がって横ばい―基本中の基本」
基本中の基本「上がって横ばい下がって横ばい」そして、捕まって白バイ（笑）
上手く行かない人は、チャートがそのように見えない。
ローソク足は上下しているが、ある程度の幅で動いているところ。これが横ばいに見えるかどうか。
横ばいは富士山の雪をかぶっている所＾＾
見ようと思って見れば見えてくる。見えるように訓練していく。
質問（以下）取り上げたドル円でも
「上がって横ばい、下がって横ばい」になっている。
横ばい部分は緑の線を引いていきます。
豊田通商(8015)でも。
そしてこの「上がって横ばい、下がって横ばい」と移動平均線にぶつかったときを条件に売り買いできる。
ケネディクス(4321)の週足でも。
リスナーからの質問
前説で取り上げたリスナーさんからのお便り。
“ラジオ大好き子ちゃん”さん、温泉合宿にも参加した熱心なリスナーさんですね。
温泉合宿で、参加者が輪になって歌を唱って、「あ～一人じゃないんだ、頑張ろう！」とちょっと目がうるうるした、とエピソードを語ってくれています。
（歌が「サライ」というのがオッサンぽいですw）
しまねこも、株取引や練習は孤独だけど、Twitterやブログで頑張っている方と出会えて、同じ思いを抱いています。こういう想い嬉しいですよね＾＾
相場さんの失敗談が聞きたい！
“ウシガエル”さんの質問から。
先生の失敗談をお聞かせください。ぜひとも失敗談から学びたいです。
この質問、しまねこも頭をよぎったことが何度もあります。
相場さんのお答えは、失敗談はいっぱいある。35年もやっていると沢山ある。
（そうなんですよね、失敗すると凹みますが、成功トレードの裏には失敗ありですよね）
観察を怠ったために上手く行かなかったことがある。
放送当時の日経平均を例に出すと（東京マーケットの解説の通り）、上値が17,000円で止まって下値切り上がりの「三角持ち合い」なので、通常だと上に飛び出すパターン。
9/5に再度17,000円まで行き、その後下落して「三角持ち合い」が崩れた時に
海外出張で見ていないだとか、3～4日大丈夫だろうと思って見ておらず・・・下落。ここは売りで取れるところ。
仕事が忙しいとか、疲れた等でも、毎日夜5分でもいいから観察銘柄を見て判断できる。
観察していないが為に、考えていることと違う方向に動いたのを放置してしまって
後で見たら「あぁ～、これ取れたのに！」という場面が過去に沢山あった。
毎日観察すること！観察を怠らないこと。
（はい！2年間、しまねこ守ってます！これだけは自慢できる 笑）
空売りの逆日歩について
次は”一福”さん
空売りを入れるときに逆日歩は気にされていますか？
逆日歩がある銘柄は品貸料が気になってしまい、下がると思っても空売りできません。
逆日歩は気にしていない。
空売りをすると、逆日歩がある場合品貸料を取られる。
決算で決算日を跨ぐ時に「配当落調整金」として、配当分取られてしまう。
この金額より売買益が大きい為気にしていない。（ということは、自分の取れるであろう値幅で判断するのもありですね）
上手になるまでは逆日歩が付いているのは避けるとか、配当の時期は避けるなどしてもいい。
FXでもうねり取りはできますか？
“ちょい飲みちょい食べ”さん
以前FXはレバレッジが高いのでお勧めしないと仰られた記憶がありますが、レバレッジを信用取引の3倍までに抑えるとしたらFXもうねり取りを十分やって行けるものでしょうか？
株と比較した際のチャート上の注意点があれば教えてください。
FXも相場式でできます。
沢山の取引（売りと買い）があって、適正に取引されている市場であれば価格はこなれてくる。その時の社会情勢や需給を反映して、綺麗な線を描く。
ドル円と言われなければ日経平均や個別銘柄のチャートと同じ。
実際にドル円のチャートを見てみると・・・
言われないと個別銘柄のチャートと区別はつかないですね。
ただ、欲が張ってレバレッジを30倍（昔は100倍）にするのは危険⚡。
日足ならFXでも1日1回しか見ないでトレードすれば、同じ方法（相場式）で上手く行く。
注意点としては急激な上げ下げに惑わされないこと。
FXはFOMCや雇用統計などで激しく動くのでそのニュースなどを捉えて対応するイメージがありますが、相場式でやるならそういうのは無視で、
チェックする時間を決めてやっていくこと、だそうです。
FXも金もNYダウも、トウモロコシも相場式で出来る。
