【今週の相場師朗の株塾】下落前のくっつきコアラに注目!
しまねこ
火曜日といえば、ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」の日です♪
今日のテーマは「5日線と20日線にくっつきコアラに注目!!」前回に似たテーマですw
東京マーケットの解説が無いので先週の収録ですね。
冒頭に先日発売となった『一生モノの株のトリセツ』についても触れていて、前作『株は技術だ!』では流れの読み方がメインだったが、今回の『一生モノの株のトリセツ』は技がメイン。
確かに技がいっぱい出てきます!
リアル株塾の塾生の方のお話
リアルの株塾の塾生からメールをもらうことがあるそうで、日経平均が上がっていても、下げで利益を取れていたり、全体が下がっているときに買いで利益を取れている人が増えてきたとのこと。
相場・日経平均の動きに惑わされることなく、個別銘柄のチャートの動きなんだ、ということを理解してもらいたい、と。
日経平均を気にしていると惑わされることがある。
情報に惑わされず、個別銘柄の「チャートに全てが現れる」相場さんでも言い聞かせている、と。
リアルの株塾でそれが定着してきた、と。
しまねこも気を付けているのですが、、全体やニュースに思考が流されちゃうことがあるので改めて「全てはチャートに表れる」を意識したいですね。
テーマ「5日線と20日線にくっつきコアラに注目!!」
前回に似たテーマですが、今回は下落編。
下落は5日線から見ていった方が分かりやすい。
上昇後、5日線が下落して20日線に当たり、再度上げるがまた下げて…を繰り返し、20日線が横ばいになって、ローソク足が20日線に対してくっつきコアラになる。
陰線が多くなっていき、その陰線が20日線に纏わりつくイメージ。
図にするとこんな感じ(しまねこ流)
基本はこの後下げるが、10回中3回は上に抜ける場合も。
観察して見届けて、その経験を元に次に実践してみること。
くっつきコアラ、観察しているといいことありそう♪
くっつきコアラを探してみよう
実際にそれぞれの銘柄でくっつきコアラを探してみます。
最初はJSR(4185)の最近のチャート。徐々に下がっていく気配
次は王子製紙(3861)
くっついて戻ってを繰り返した後に下落。
くっつきコアラになると、5日線の高値を越えなくなって下落していくのも特徴。
スタンレー電気(6923)
最初に5日線にくっつきコアラになって20日線にくっついて…下落。
前の高値を越えられず、くっつきコアラになって下落。
通常は下がるけれども、この場合はくっつきコアラの後上昇してしまうパターン。
この場合でも「半分の法則」で買いヘッジを入れて建玉の操作をしていけば、対応できる。
リスナーからの質問
ネギトロさん
でも、移動平均線が抵抗になる理由は相場さんも理由が分からないそう。眺めていたらそうだった。
(しまねこはこんな疑問を持ったことなかったので、いろんな質問って為になりますね)
移動平均線は道具。道具を使いこなすことが大事で銘柄によってやコロコロと道具を変えると株価との一定の距離で観測することが出来ない。
この手法は金でも米国株でも通用する。マーケットに集まる人々の心理や行動にそういう習性がある、ということ。
ただし、下げてきて300日線に当たった場合は下げ止まる。上がってきて300日に当たったあたりは止まる。この時は目安として使った方がいい。
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