【株塾の復習】No.31 「一年の流れを考えておく」

2018年1月27日

しまねこです。

引き続き過去の株塾の復習をしていきます。
No.31 2015/12/22放送分 テーマは「一年の流れを考えておく」

東京マーケットの解説

当時の東京マーケットから。
下げ60日線にで止まって横ばいなので基本的には上げ(もしくは下げ)。NYダウや為替から緩やかな回復基調…とおっしゃられていますが、
株価は先はわからないですね。この後大きく下落しています。
相場さんも翌日の陰線を見て「ん?弱いか」と下げの可能性が高まったのではないかと。

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テーマ「一年の流れを考えておく」

さて、テーマの「一年の流れを考えておく」
この時は12月の後半で翌年の相場を考えるタイミングでした。今は半年が終わりそうな頃。改めて年間の相場について考えてみたいですね。(無理矢理すぎ?w)

一年の相場には
大幅下落は年3~4回はある。
2003~2006年までの株価が2倍以上になった小泉バブルの時も大幅下落は20回もあった。
平常時ももっとある。一回の下落で2~3ヵ月下げる。最大で23日下げる。
大きく下げた後はもみ合い。
底値(もしくは高値)もみ合いも3~4回
その後の上昇も3~4回
これで一年。この3つのパーツを組み立てて一年になる
流れの中で今こうだからこうなるな。と考えられると、あまり右往左往しなくなる。

各パーツでの「本玉」と「ヘッジ」

「本玉」と「ヘッジ」
上昇と考えている→「本玉」は買い
途中下落(5日線を陰線で割り込む、20日線を陰線で割り込む)
→空売りの「ヘッジ」を入れて下落を凌ぐ
あるいは、買い下がる(そもそも「うねり取り」が逆張り)

上昇期だからと言って買いだけだとうまくいかない。ヘッジを入れることでいつも通りできるようになる。心が乱れた状態で失敗してしまう。
例として戸田建設(1860)
パーツでいうと前半3ヵ月は下降パーツ、次の3ヵ月は上昇パーツ。
上昇局面でも途中押し目があって下げている。
「本玉」は買いだが、買いを持ったまま空売りの「ヘッジ」を入れて凌いで、戻ってきたときに空売りを切って、買いを追加する。
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下落と考えている→「本玉」は空売り
途中上昇(5日線を陽線で越える、前の高値を越える)買いの「ヘッジ」を入れて上昇を凌ぐ。
あるいは、売り上がる
こちらも例として戸田建設
下降パーツでも途中上昇がある。この時買い「ヘッジ」で凌いで売りを追加して下げを取っていく。
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この一年の流れとパーツの話、今年1月の新春セミナー「今年も株は技術だ!」でも同じお話をされていました。
セミナー動画は相場さんのWeb教材の『7Step株式投資メソッド』でも観ることができますよ。

リスナーからの質問

14:30~15:00にローソク足を見て株取引をされているとのことですが、見ているチャートは5分足ですか?日足ですか?
14:30~15:00のチャートを見る練習は必要ですか?
日足を見ている。5分足を見るのはデイトレードの時。
忙しい人は夜にチャートを見て寄付きに入れるのでOK!
引けで出来たローソク足を見るのと一緒なので、特別な練習は必要ない。
相場さんの判断は1銘柄1秒!事前に可能性と対応を「こうなったらこうする」と考えが決まっているからですね。
魚とかひよこの雄雌の見分け職人みたいな感じだそうwそうなりたいものです。

建玉の操作をする時、どの玉から切っていくのが正しいのでしょうか?例えば空売りで1,000円、900円、800円それぞれ1,000株(全部で3,000株)持っている場合に、上がった場合、どの玉から切っていくのが正しいのでしょうか?
証券会社の表示では現物だと平均値。信用取引だと独立した玉になっているが、信用取引でも平均値として考えて、平均値を切ったと捉える。
1,000円、900円、800円だと平均値は900円。どれを切っても平均値を切ったと考える。
実際には一番損をしているものから切っていくのがいい。
大体の人はマイナスが出ていないものから切っていく。
(ホントそういう心理あります。投資家あるあるです )
最初に苦しんで最後に楽をする「先憂後楽」

淡々とやるようにする。自分の心を整える方法がルーティーン。
しまねこのルーティーンってなんだろう。考えてみようかな。

過去放送分の動画の視聴方法と放送リストはこちら

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