【トレードの道具】チャートの形(カタ)図鑑⑦パンパカパーン/逆パンパカパーン
しまねこ
チャートでよく出てくる形(カタ)を一つ一つ見て行きます。
今回は「パンパカパーン」と「逆パンパカパーン」
上昇時はパンパカパーンで、下落時が逆パンパカパーン。
略称は「PPP」と言うそうです。株塾No.124で相場さんが仰っています。
パンパカパーンとは?
パンパカパーンとは下から60日線、20日線、5日線の順番で全て上を向いていて
ファンファーレが上がっているイメージ。
「パンパカパーン、パパパパーン」って音が聞こえてきますかね?w
移動平均線は100日線、300日線もありますが、100日線、300日線も含めてすべての移動平均線が上げている場合、かなりの期間上げていることになります。
まず5日線が20日線の上に出て、20日線が60日線の上になった段階でパンパカパーンの形が完成します。
この完成を予測して買いを入れていくか、その前には「半分の法則」が出現しますし、緑の上に陽線が出るのでこの辺りで買いを入れて行くことになります。
この時は陰線が出て、5日線が下げて20日線に近づいても陽線で反発して「もの別れ」に。なかなか下げません。
何度か20日線まで下げて反発して…を繰り返して5日線が横ばうとパンパカパーン終了になります。
週足でもパンパカパーンは現れます。
その場合、下から60週線、20週線、5週線の順番で全て上を向いています。
色で下から青、緑、赤と覚えると日足・週足・月足でも応用できますね。
逆パンパカパーンとは?
逆パンパカパーンはその名の通りパンパカパーンとは逆で、下から5日線、20日線、60日線の順番で全て下を向いている
下落の勢いがあって、こちらもファンファーレが鳴って勢いよく下がっていくイメージ。
100日線、300日線も含めてすべての移動平均線が下げている場合、かなりの期間下げていることになります。
この時は陽線が出て、5日線が上げて20日線に近づいてもなかなか20日線を越えられず「もの別れ」に。なかなか上げません。
何度目かのトライと陽線の出現で5日線が横ばってくると逆パンパカパーン終了となります。
パンパカパーンの戦い方
大きく上昇もしくは下降するときなので、上昇は買いで、下落は空売りで利益を増やすことが出来る機会なのですが…、こんなに上げたから…こんなに下げたから…と躊躇してしまい、途中参加が難しいです。
底もしくは天井から参加したいですが…。眺めていて、あの時エントリーしておけば…と後悔してしまいます。(株あるあるですね )
パンパカパーンであれば陽線が出たら買いで入ってみる。
逆パンパカパーンであれば陰線で売りで入ってみる。
想定と違う方向に動いたら、一度切って、必要に応じて建玉の操作をする。
パンパカパーンでの戦い方は株塾No.82も参考にしてください。
パンパカパーンで買い玉を持っていたら、①5日線を陰線で割る、もしくは②5日線が横ばうまで持ち続ける。
逆パンパカパーンで売り玉を持っていたら、5日線にローソク足が身体半分以上出る陽線「半分の法則」が出たら手仕舞う。
こうやってまとめていると、ルールはスッキリしているのに、毎回惑わされてばかりです
数多くのチャートでこのパンパカパーン、逆パンパカパーンをいっぱい経験して、「よしよし、来たぞ~!」と思える、資産を増やす場面にしたいです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません