【今週の相場師朗の株塾】「銘柄選定法!」&ファンダメンタルズも取り入れながら・・・

2018年12月8日

しまねこです。

今週も遅ればせながら、9/25放送の「相場師朗の株塾」をまとめていきます!
テーマは「銘柄選定法!」

この日はうれしい生放送!なので東京マーケットの解説もあり^^
そして、久しぶりに「相場師朗は怒ってるぞ!」のコーナーもありました。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」(2018年09月25日)Youtube

「相場師朗は怒ってるぞ!」のコーナー

相場師朗さんがこの日怒っていたのは2つ。
一つ目は、9月22日にWOWOWオンデマンドで配信された
ATP250 準決勝 錦織圭 vs M.バッキンガーの試合中に、視聴できないトラブルが発生したそうで、
その対応の悪さに怒っていました。

ネットでも結構炎上していたんですね。
「【障害】WOWOWオンデマンドが繋がらないとの報告相次ぐ」って記事が出てました。(現在閉鎖中)

さらに、この問題でTwitterを見て気づかれたのかもしれないですが、(普段Twitterは見ていない様ですね)
相場師朗さんのTwitterが偽物!と
しまねこ、”相場師朗”さん名のアカウント、BOTだとは知りつつもフォローしてました。
相場さん公認BOTなのかな?と思っていたのですが、違ったんですね。。すぐにフォロー解除しました。

東京マーケットの解説

この日は日経平均は7日続伸。
以前から、週足が横ばいなので待ちましょうとお話していた。そしてついに抜けて上がってきた。
抜けた後は24,000円=今年の1月の高値を意識している。
ここからは24,000円近辺でどうなるか

日足では(この日時点で)途中陰線1本挟んで、11日連続で上げている。まだ勢いはあるが、24,000円近辺でどうなるか。

週足は抜けているので、”強い”状況!

月足は1月の上ヒゲの中に陽線が実体として入っている。強い状態

連続上昇なので一旦押すかもしれない。「一旦押して戻ったら、私だったら買うかな」と仰っています!
(9/27に押して、9/28に戻った と捉えると相場さん的な買いの場面かもしれません。もう少しも24,000円近辺でもみ合うかもしれませんが。
実際の売買はご自身の判断で・・・w)

今月の月足も執筆時点出来上がって、1月の上ヒゲを実体が越えていて強さ確定です。

ファンダメンタルズも取り入れながら・・・

テーマに行く前に珍しく、ファンダメンタルズの話をされました。

普段はチャートのみで、ファンダメンタルズは考えない相場式ですが
今はファンダメンタルズをある程度考えたいタイミング」と。

米トランプ政権と日本との関税について議論しており、議論のメインは自動車と牛肉
牛肉は現在39%の関税でTPP加入では最小9%の税率となるため、その水準を要求しており、
自動車は中国に掛ける25%に関税を引き上げれば、自動車会社の利益のかなりの部分が吹っ飛んでしまう。

そんな状況(ファンダメンタルズ)で日本の主要な自動車会社(トヨタや日産など)の日足・週足チャートが下落に転じたら、空売りを入れるところ。

ファンダメンタルズも見つつ、結果的にテクニカル。チャートに表れる。
チャートに表れると思いながら見ていて、現れたら狙って入っていく。

ラリー・ウィリアムズもファンダメンタルズを取り入れながらテクニカルを使っている。
(これは「トレーディングフロア」の成田さんをゲストに迎えた回で話された”コンディショナル”の考え方ですね)

相場式はテクニカルのみじゃないの?とアンチな方が騒ぎそうですが(笑)
こういった大きな流れは考慮するのは悪いことじゃないな、と。
最終的なエントリータイミングはテクニカルで判断するので、ブレてはいないと思っています。

テーマ「銘柄選定法!」

銘柄を選定しなければトレードできないですが、
相場さんは銘柄名を知らなくてもチャートを見て売りか買いを判断できる。

でも、そのチャートでいいな!と思う銘柄を選ぶのって結構大変ですよね。
対象が1700銘柄とか400銘柄だと、チャートをチェックするにも途中で疲れてしまって
いいな、いいなが多すぎてどれが良かったのか忘れてしまう(笑 わかります~)

そして、発見もその時パッと見ての発見だと間違っている可能性もある。

銘柄選定法のご提案♪
今年いっぱいは観察は20銘柄と決めて、毎日その20銘柄を見てその中でいいタイミングが来たら入る
20銘柄の中の2~3銘柄入って、手仕舞った後にまた20銘柄の中でまた入れそうなタイミングで入る

4ヵ月くらい経ったら1~2銘柄入れ替える。
同じ銘柄を毎日見ているから、その銘柄がどのトレンドに育っていくのが分かる
この銘柄がもうちょっとこうなったら売りだな、とか買いだな。
と照準を絞って観察していく。

この20銘柄というのは扱いやすい数字だから、だと思うのですが
しまねこがエッセンスを頂いたBコミさんの「20銘柄バスケット投資術」にも近いなぁと思ってしまいました。

しまねこは「半分の法則」や「逆半分の法則」のシグナル抽出でメリハリを付けながら、相場全体の動きを捉えるために400銘柄(JPX400)を見ています。
そして、優待銘柄も含めた200銘柄のバスケットの中から選定した20銘柄を集中して見て、エントリーするのもその銘柄から、というやり方をしていて
この「銘柄選定法」やってるー!!と思いました。
しまねこはまだ投資歴2年の若輩者ですが、、長らく相場に関わっている方はこういう方法に行き着くのかな、としみじみしました。

リスナーからの質問

リスナーからの質問を取り上げます。
お一人目は”米相場2・3・5″さん
投資歴20年のミニ変態トレーダwさん
最近の移動平均線の日数が短くなって「ショットガン」、「ショートトレード」の内容が多く勉強になる反面、「7Step株式投資メソッド」であった江戸時代の米相場の手法「2・3・5」が好きで少し寂しく思えます。
どのような投資法をするべきか、分けて考えるべきですか?

「7Step株式投資メソッド」(廃版になっています)では「うねり取り」の買い下がりで
下がて来たところで2000株、もう少し下がったところ3000株を買い取得単価を下げて、最後に5000株買って
平均単価が底値に近くなる方法。を教えていた。

この「逆張りのうねり取り」を5~6年教えてきたが、ほとんどの人はできない。
相当技術が要るし、経験上のメンタルや資金が要る。

「2・3・5」、「2・3・5」と買えたとして、一番最初に買った2000株は大マイナス!
普通の人はこの「2・3・5」2回は無理。

やるとしたら 最初の2を入れた後下がったら、反対玉2の売りを入れる(0-2)から(2-2)に。
もうちょっと下がってきたときに2回目の3000株を買う。(2-5)この時には反対玉の売り2が利益になっている。
もうちょっと下がったら2回目の反対玉を入れる(2-5)から(5-5)に。
そして最後の5000株を買う。(5-10)
そうすると買い下がりながら空売りでも取れている。
その空売りの利益が減ってきた頃、チャートと合わせてみると「底」になる。
空売りを切って買いのみにして上昇を取っていく。

でも言葉で言うようには簡単にできない。(本当に怖いです!)
なので相場さんは「逆張りのうねり取り」を教えるのを止めて、「順張りのうねり取り」を教えるようになった。
そして、学習者の資金量などを考えると「ショットガン」や「ショートトレード」にシフトしていった。

順張りにしてから相場さんが主宰するリアル「株塾」(有料の塾)でも勝てる人が増えた。
順張りと並行して、経験を増やして資金も増やしてから「うねり取り」を一歩ずつ習得していってほしい、と。

次は”株の匠になりたい”さん
チャートリーディングについて。
ここ数年は出来高が多いものの、20年前は極端に出来高が少ない銘柄もあります。
例えばJPX400の住友林業(1911)
チャートは見られるものの、日足の動きがランダムで傾向を掴むことが難しいと感じています。
こういった銘柄はどう扱えばいいでしょうか?どのようにチャートリーディングしているのでしょうか?
”株の匠になりたい”さんはローソク足を消して移動平均線のみ表示して流れを掴むようにしています。

一生懸命勉強されている方の質問!
確かに出来高が少ないときはローソク足がやり難い動きをするが、住友林業に関してはそう(やり難いとは)は思いません。普通に見て頂いてOK

実際に住友林業(1911)の出来高が少ない時のチャートを見てみます。

チャートを見ていくと、出来高の多いときとチャートの雰囲気は変わらないですね。

南海電気鉄道(9044)は出来高が少ないときはぐちゃぐちゃしている。

(番組ではチャートは表示されなかったですが、こちらも見てみます。)

確かに・・・ちょっとやり難いですね。

”株の匠になりたい”さんが仰るようにローソク足を消して移動平均線のみで見るのでもOK!

リーディングは基本中の基本。
株価はこういう動きをするんだ、と考えながら何千回。
知らぬ間に回路が出来て、分かるようになる。
継続は力なり!

過去放送分の動画の視聴方法と放送リストはこちら

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