【今週の相場師朗の株塾】トレンドを捉える「週足は偉大だ!」&本玉とヘッジ
しまねこです。
今月から兼業になって、休日の有難さと楽しみが増えました♪
9月は連休が2回もあって嬉しいですね^^
さて、火曜日に放送された「相場師朗の株塾」まとめていきます。
テーマは「週足は偉大だ!」
ラジオNIKKEI相場師朗の株塾(2018年09月18日)
東京マーケットの解説
この日(9/18)は日経平均が3日続伸。
Quick(投資ニュース)では「悪材料出尽くし」で上がったとのことですが、
相場さんも「この”悪材料出尽くし”というのが嫌い」と仰っていました。
ホントですよね~
なんて都合のいい表現なんだろうって常々思ってます(笑
米トランプ政権が対中制裁の関税第3弾の発令がこの日発表され、税率の上乗せ幅を25%から年内は10%に引き下げられました。
相場さんはファンダメンタルズは見ないと仰っていますが、これは結構重要!と。
(もちろん基本はチャートで!ですが)やっぱり経済大国である米中の経済動向は知っておくべきですね。
チャートとしては、今までボックス圏でずっと超えられなかった23,000円を抜けてきたので、”強い”状態。
週足でも上に抜けてきた。上昇3週目となって高値を抜けてきたところ。
月足は上昇3ヵ月目でパンパカパーン(PPP 移動平均線が全て上向き)になっている。
基本”強い”
基本買い目線で行きながら、下がってきたら売りヘッジで凌いで上がるのを待ち、上がる気配が出れば売りヘッジを手仕舞って買いを足す、という方針になる。
月足ベースで6か月目になる間に25,000円の手前
7~8ヵ月前の上ヒゲのところ(今年の1月の高値)と並んだら一度下げる可能性がある、と見ているようです。
テーマ「週足は偉大だ!」
日足で売りだと思って空売りを上げたけれども上ってしまった…。買いのタイミングだと思って入れたけれども下がってしまった。
日足で上がったり下がったして、右往左往しても週足ベースではしっかり陽線が続いて上げていたりする。
週足を見ると、下落トレンドの中の一時的な上げだったということが起こる。
週足でトレンドを捉えるのは非常に大事!
ビックカメラ(3048)を例に見ていきます。
ビックカメラは(例に出したのは2012年)2月から週足ベースで下落。
3ヵ月半下げている。でも途中に陽線が出たり、上ヒゲもある。
日足ベースでは陽線で上がっている時がある、ということ。
実際に週足で上ヒゲになっている時の日足を見てみます。
週足で3ヵ月上昇している間にも陰線があり、
この陰線の時の日足を見ると、一週間下落。
週足を日足のような見方で見ていって、その中で日足の売り買いをしていく。
今、週足で下落トレンドの中にあれば、日足で上昇していても、この上げは長く続かないかもしれない、という見方が出来る。
トレンドとして週足を見ていく。
月足でこういう流れ、週足でこういう流れ、そして日足はこうなんだ。
だから自分はこのタイミングで技「Try届かず」で売るんだ、とか「ものわかれ」の売りは長い/短い を考えていけば今までより上手く行く。
リスナーからの質問
リスナーからの質問も2つ答えてくれています。
まずは”りんご”さん
寄付きと引けの取引について。
ビックカメラ(3048)が「逆半分の法則」になったので売りを入れました。
しかし、翌日は陽線で寄り値が一番安値になり、マイナスになりました。
引けでエントリーできていればマイナスは少なかったと思います。
先生は寄付きでエントリーされているとのことですが、この状況の場合はどう対処されているのでしょうか。
緑が下向きで、1-0で継続をしています。前の安値を割らず「半分の法則」が出たら買いを多く持つ予定です。
該当のビックカメラのチャートを見てみます。
寄付きで入れて、結果 陽線でマイナスになってしまったのは気にする必要はなし!
流れの中の一時的な事象。
B局面の疑いがあること以外は問題なし。
大きな下落(=A局面)の後、緑(20日線)まで上げた時点でB局面になる可能性を考える必要がある。
そして、売りを入れるときも2つのシナリオを考える。
B局面の疑いがあるので、この陽線をみて翌朝買いを多めにする。
そしてその翌日の陽線で下値確定。B局面決定で売りを切って買いのみにする。
戦略を厚めに立てていくことが必要。(相場さんの思考、本当に将棋のようですね。戦略を立てて、こう来たか・・・と対応していく)
次は”株塾ライブラリ全て聞き返し中”さん
両建ての際、両方損になる可能性がある場合の反対玉の入れ方について。
本玉で大きな損を抱えている場合、反対玉を入れなくてはと思いつつ、両方損になることを考えて入れることを躊躇してしまいます。
このような状況に陥った場合の対処法をご教授ください。
本玉というのは、これから上がると思われる何かの根拠(移動平均線の向きとか半分の法則が出たなど)がいくつかあるときに買いを入れる。
上がった後で下がってしまっても、上ると考えた理由がなくなってなければ、その買いは本玉。
その下げの保険として入れるのが売りヘッジ。
上がると思った原因がことごとく覆されてしまって原因が無くなったら、本玉の買いを切って、ヘッジの売りが残る。
そして、下がる理由があればその売りが本玉になる。下がる理由が無ければヘッジの売りは早めに手仕舞うこと。
本玉で大きな損失を抱えている、ということは何らかの理由で買ったのに、下がってしまった。
この理由は
①ヘッジを入れないで過ごしてしまった。
②本玉をいれた理由がなくなってないかを確認しないで持っていた
まず、上がると思っていた原因が正しかったかチェックをする。
その原因が正しかったとしたら、途中どこでヘッジを入れればよかったのか、考えていく。
自分の失敗をいくつかの側面から分析すると、この欠点に関して大分是正される。(相場さんご自身も仰っていますが、本当にこの日の相場さん難しい言葉使ってます 笑)
失敗から学ぶ!しまねこも最近トレードの反省載せてないですが????
しっかり反省して次につなげていかないと!
今回も見応え十分。何度も噛みしめたい内容でした☆
ディスカッション
コメント一覧
★こんにちは、
株塾でも「まず週足で、強いか弱いか?見て 翌朝日足が
思い同じなら入る!」との教えでした。
※例 週陽線>日足>陰線(やらない)>翌陽線(入る)>翌陽線(追加) な感じです。
(過去のリーディングで確実なポイントが、掴めたら利益が出せると思いますよ。)
Mさん
こんばんは。
リアル株塾でも、そう教えられているんですね。(一緒だー^^)
しまねこも初めの1年よりは(最初がダメ過ぎた????)しっかり週足から見れるようになっているような気がします。
こうやって一歩ずつ、相場さんが最初っから仰っていたことを噛みしめていくんだろうな~
って思ってます。