【今週の相場師朗の株塾】聞きたかった!「10日線と30日線の使い方」&7日線

2018年11月5日

しまねこです。

今日はラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」の日です♪

先週収録したものなので、東京マーケットの解説はなし。
残念ですが、、今日のテーマはとっても聞きたかったことでした✨
テーマは「10日線と30日線の使い方」

このテーマを取り上げてくださって、ありがとうございます~!
新しく追加になった移動平均線の使い方、気になっていた方沢山いるんじゃないかな?と思っています。もちろんしまねこもその一人です^^

ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」(2018年8月28日)YouTube

テーマ「10日線と30日線の使い方」

「相場師朗の株塾」の第1回目の時の移動平均線は、5日線(赤)、20日線(緑)、60日線(青)の3本のみ。
その後に100日線(紫)、300日線(オレンジ)が増えて、5本の移動平均線となりました。

今年になって、新たな移動平均線として
3日線(ピンク)、10日線(黄緑)
7日線(黒)、30日線(グレー)が追加になりました。

元々、相場さんの手法(相場式)は「うねり取り」がメインで、1ヵ月で仕込んで、2ヵ月間の上昇を取り、またその下落を取り・・・と年3回くらいの大きなうねりと取っていくもの。

この「うねり取り」で利用するには5日線20日線60日線で良かったけれども、
「うねり取り」は難易度が高いです。技術に加え、メンタルや資金力も必要となります。

初心者にはもう少し短い期間のトレードで利益を取りながら経験を重ねていくために、相場式にショートトレードとショットガンが追加されました。

このショートトレードやショットガンなどの短期トレードに適した移動平均線として、10日線5日線20日線の間)や30日線などを追加したとのこと。

このテーマはリスナーからの質問から出てきたもので、
“ナツキ”さんから
10日線30日線をどのようにトレードに活かすのかご説明尾根が強います。

今までデイトレでやってきましたが、相場先生はスイングトレードの方が良いとお考えでしょうか?

デイトレはもうちょっと勉強を積んでから。ショートトレードやショットガンが取れるようになってからデイトレはやった方がいい。瞬時に判断しないといけない。

10日線30日線を入れた理由は、
20日線60日線の間に30日線を。
5日線20日線の間に10日線を入れた。

更にショットガンでは早い判断をするために3日線(ピンク)を追加。
5日線10日線の間に7日線を入れて、エクジットを3日線ではなく、7日線が曲がったところまで持っておこうという判断ができる。

3日線5日線と7日線がくっついたときは上昇の買いの場合、買い手仕舞い。
下落で空売りで取っている時も、3日線5日線と7日線がくっついたら売り手仕舞い。
くっつくまで持っていていい。そうすれば長持ち出来る。
エクジットのタイミングでもあるし、次のエントリーのスタート地点でもある。

5日線のみだった時より判断の安心感も増す、と^^
35・7日線をセット!”として観察してみよう♪

今回は相場さんのおやじギャク、カトマリさんスルーでしたね(笑

リスナーからの質問

負けたトレードから学ぶこと

”ダイナマイト”さんからの質問から。

先日大負けしたトレードがあり、どう考えれば下手なエントリーをせずに済んだのか考えあぐねています。

パイオニア(6773)
6年近く200~400円のボックスで推移し、今年大きく下げ250円から150円まで6ヵ月下げてきました。7月に入り、週足で4連続陽線。8月に入り、60日線に当たった後1日だけ下げた後、再度60日線に「半分の法則」となりました。
そこでエントリーし、翌日25%下げの大暴落となりました。どう考えればここでエントリーしないように考えられるのか。この負けから何を学ぶべきかアドバイスをお願いします。

該当のパイオニアの月足を見てみます。

見事な横ばい~収録時点(8/21)では120円、今日時点で131円。

気長に仕込んでいけば200円の値幅を取れるという戦略だと思うが、
上昇に1~2年掛かってしまうかもしれない。
これから資産を築こうという銘柄として適していない。

連続営業赤字だと、上がっては下げ・・・と綺麗なうねりにならない。
(JPX400を対象とされているのは、ファンダメンタル的に満たした銘柄、という意味合いもあるんですよね JPX400入れ替え選定についてをご参照くださいね)

該当のチャートを週足で見てみると、

週足4連続上昇のところ。「7の法則」で平均4本までなので、そろそろ下がるころ。
移動平均線も、3週線(ピンク)が5週線(赤)を越えたけれども、赤以上の移動平均線が全て下向き。まだ買う場面では無い。

買うのは一度下げて、その下げが浅くて35・7日線が重なって、10日線(黄緑)が横ばってきた時。
底を見誤っている。

失敗の原因は2つ
①赤字が続いている企業はJPX400の中にはない。相場式には馴染まない銘柄。
(説明しながら思いついたそうですが^^)売り銘柄としてはアリ。ある程度上がったら売り狙いで取れるかもしれない。
②週足の移動平均線の向きと「7の法則」の本数から買いで入るべき場面では無かった

弱点に似た場面を見つけてひたすら練習

お二人目は”株職人になりたいゾウ”さん

練習を重ね、私にも株の回路が出来つつあり今年に入り、6月までは月平均10万円程の利益を上げることが出来るようになりました。(すごいです!)

しかし7、8月と月単位でマイナスを出すようになってしまい今まで以上にリーディングに励み、自分の弱点に気づきました。
「半分の法則」で買いを入れた後、5日線を割り込み陰線が出て、買いを切り売りを入れると陽線出現というパターンで損失を膨らませてしまいます。

「半分の法則」後の陰線出現の場面は建玉の操作で対応できる。
そして、(”株職人になりたいゾウ”さんも仰っているとおり)現状を脱するためには自身が気づいた弱点に似た場面を見つけてひたすら練習するのがいい。

同じような画面として住友金属鉱山(5713)を見てみます。

「半分の法則」の後に、5日線を割る陰線が出た場面。
相場さんは、「半分の法則」ではあるものの、妖怪で移動平均線の順番が逆PPPの弱い場面。
ここでは買いを入れないか、入れたとしても4本目か6本目で短期で切る。

2000円の節目を注視して、ここで止まるなら買っていっていい。

2000の節目を割らず上がったら買って、上げを取り、
35・7日線が重なるところでエクジット。

この場面の週足を確認すると、

この場面よりももっと取りやすいのは、

底では無くて、上昇局面になっている時。この時の3・5・7がくっついたところでエントリー、そしてエクジット。

更にPPPになっていれば、10日線(黄緑)がくっつくまで持つことが出来るので利益を増やすことが出来る。

しまねこも”株職人になりたいゾウ”さんを見習って、苦手な場面(嫌になっちゃうのですが、、)繰り返し練習したいと思います!

過去放送分の動画の視聴方法と放送リストはこちら

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