【今週の相場師朗の株塾】「時間軸は必要、変態になれ!」
しまねこです。
旅行から帰ってきました!
遅くなりましたが、8/21のラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」の復習をしていきます。
テーマは「時間軸は必要、変態になれ!」
相場さんの夏休みはハワイで過ごされたんですね。
ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」YouTube
※過去の動画はYouTubeではなく、「株塾ライブラリ」からご覧ください。詳しくはこちらから
東京マーケットの解説
8/21の日経平均株価は小幅反発で、20.73高の22,219.73円で引けました。
朝方は円高・ドル安の進行を嫌気して輸出関連株に売りが先行しましたが、
中国の上海総合指数の堅調な推移を受けて投資家心理が改善。海外ヘッジファンドの買戻しも入ったとのこと。
売買代金は1兆9210億円、と2兆円を切って少なめでした。
回復したとは言え、まだ円高が進んでいる。
一時109円に行きそうになって、(この時点で)110円。
日経先物の日足で見ると22,000~23,000円のボックス圏の下限に近付いている。
22,000円で下ヒゲが何本か出て、コマで止まっている。底練りという感じ。
上がるとすると23,000円が待っているし、下がるとすると21,000円が待っているので
短期短期でやっていく場面。うねり取りは絶対できない場面。
週足では5日線が1月の高値まで行かず、横ばい。
月足で見ても、この3ヵ月間横ばい。
レンジの中で遊ばれている・・・という感じ。
でも避ける方法はある!
個別銘柄は入れる場面がバリバリある(笑
動かないということは、これから動く。今は辛抱の時。
個別銘柄をやりながら、日経平均は観察をして動いたときに入るのがいい。
テーマ「時間軸は必要、変態になれ!」
テーマ「時間軸は必要、変態になれ!」に関連して、塾生(リアル株塾の生徒さん)からのお便りを抜粋します。
確実に技を使える株を探した結果、最近自信を持って空売りを取れました。
先生が教えてくれた技で確実に利益確定できたのが何より嬉しかったです。東レ(3402)とマネックスG(8698)でストーリーを描きながら追って、空売りのチャンスがあったので仕掛けました。
今まではまぐれだったのが、はっきりこの技だと確信してエントリーできたのが一番嬉しかったです。
マネックスGのストーリーは7月の株価が5月の高値を越えられず勢いが弱ったのを確信し、追ってエントリーしました。最近逃してしまったよい場面で、なぜ入れなかったのか、
上がる・下がるサインをなぜ見逃してしまったのかを深く考えて反省しております。なんとなくエントリーしていたのが、最近は技を使えるところだけ狙っており、効率が良くなりました。
まだまだ課題は沢山抱えていますが、先生の教えの中で一つ一つ解決していきます。
最初はまぐれだったけれど、トレーニングを繰り返して行くうちに
まぐれでは無くて狙って取ることが出来るようになった。
この塾生は株塾に入って半年以上。やっぱりそれなりに時間はかかる。
学んだものが融合して、化学反応して自分なりの考え方になっていく。その時間軸は絶対必要。
「あ、そうだったんだ!」と腑に落ちる。
諦めないで続けてほしい。
時間を長くやればいい、というわけでは無いけれども
ある程度の時間は必要。
そして、学ぶストラテジーが必要
監督やコーチがいる(確かな成功者に学ぶ)
先輩が教えてくれる
自分が工夫する
英語でも
続けていけば、絶対聞き取れるようになる、と思ってやっている。
若いときは投げ出していたけれど、実際に続けてきて聞き取れるようになってきたそう。
時間軸は必要で、そしてどんな時にも取り組む”変態”になる。
諦めないで気長にやれば意外と早く身に付く、と。
リスナーからの質問
“逆張り大好きいわぽん”さんからの質問から。トレード技術の質問
ショーとエントリー時の大幅反発時の対応について
8/10の陰線でレンジを抜け下げると判断し、日経ダブルインバースを買いエントリーしました。
次の日窓開け陰線で追加。
しかし、次の日大陽線で大引けロスカットとなりました。
今の日経平均のゲリラ豪雨のような相場で、ショートポジションのロスカットを食らっている人は沢山いると思います。レンジ抜けを待って順張りエントリーしたのに、こんなことになるとは思っていませんでした。
先生は出来た日足を見て考えると仰っていますが、日足が出来た頃には利益が跡形もなくなっていました。
わたしなりに考察しましたが、月足では上昇トレンド中。
週足では前の高値まで伸びず衰退気味だが上を向いた60週線で反発気味。
私以外のリスナーの方も、今の相場には非常に頭を抱えている人が多いと思います。
自分がダメだと、他の人もダメだと思ってはいけない。
株塾の塾生の多くは利益が取れている。
練習と考察が足りないからこうなっている(相場さん厳しいですけど、ちゃんと愛がありますね)
週足を見ると移動平均線が横ばって集中している。
上に行ったり下に行ったりするボックス圏
月足でもボックス圏
月足と週足の読みが違っている。
読み違えないようにすればいい。
周りの人を気にせず、自分の問題と向き合ってほしい。
ここが克服できれば一段上に進める。
月足を出したときに、ローソク足を消してみる。
もうすぐどちらかに動くけれども、今はどっちに動くかわからない。
したがって手を出す場面では無い。
週足でもローソク足を消して見てみる。
眺め続けるとどちらかに動く。
やるとすれば…で見せてくださった建玉ですが、やっぱりわからないので手を出さない方がいい、という結論ですね。
今、日経平均はボール球。
個別銘柄は入れる状況になっている銘柄も多い。
ストライク球を打てるように、観察を続けていきたいです。
ディスカッション
コメント一覧
こんばんは。
この場面、私もこのリスナーと同じ罠にハマりそうな場面です。
いつも横着して日足だけで判断し、どうしても週足・月足の観察を疎かにしてしまいがちなのですが、
こういった場面を見ると、それがどんなに危ないことかを再認識します。
平均線が増えたこともあり、まだ感覚をつかめてないですが、
引き続きこのブログとともに精進していきます!
ぴょんきちさん
こんばんは。コメントいつもありがとうございます。
他の方の体験って貴重ですよね。
しまねこも、ここ瞬発的に売りを入れてしまいそうな場面です。
その前に週足と月足をしっかり見ないとですね!
エントリー前チェックシート、があるのですが
そこに週足と月足も確認して
理由が2つ以上あること!って書いてあるので、それに従って
エントリーするには週足と月足を見てからしているのですが、やっぱり大切だな・・・と改めて感じました。
今週の相場師朗の株塾で取り上げた住友金属鉱山の場面もすごく勉強になりますし、
本当に毎度毎度学びがあるなぁ~としみじみしてます^^
「ブログとともに精進」って本当に嬉しいです!
一緒に頑張っていきましょうね。(気合入りました♪)