【書籍】是川銀蔵さんの自伝『相場師一代』を読みました

しまねこです。

最近、読む本は株の本ばかり(笑)
手法や勉強の本が多いですが、今回は前から読んでみたかった自伝を読みましたよ。

最後の相場師と言われている是川銀蔵さんの自伝『相場師一代

相場師一代 (小学館文庫)

読み応えありました!
是川さんに限らず、明治から昭和初期を生きた方のスケールの大きな自伝が大好きです。

自身が後から書いているものなので、多少盛っている部分もあるのかな、と割り引いてみても、それでも凄いです!半端ないっ

是川銀蔵さんの波乱万丈な人生

何と言っても生い立ちから凄いです。(ネタバレ含むので、楽しみにしている方は流してください💦)

14歳で神戸の貿易商 好本商会に少年店員の奉公に出て、

その貿易会社の倒産後、ロンドンを目指して16歳で満州に渡り、簿記そろばんを武器に日本軍の主計係に。そこから自分の貿易会社小山洋行(旧姓が小山さんなんだそうです)を設立

そこで、贈賄容疑で憲兵隊に引き立てられてブタ箱に。
そのほかにも中国のコインから延べ棒を作ったり、、危ない橋を渡っています。

潰した会社もいっぱい(笑)

本当にいろんなことを経験をされていますが、後に株で大儲けした住友金属鉱山では、満州で製鉄業を営んでいた経験が活かされていて、全てが繋がっていく・・・面白さがありますね。
ファンダメンタルズで勝てるのはこういった人生経験があってこそだな、と。

相場師に必要な信念

本の中で、是川さんがこう回顧しています。

これだと思ったら、どんな困難があってもやり通す。やっちゃあいけないことはどんな誘惑があっても手を出さない。この意志の強さがいまの相場師是川銀蔵を作ったのだと思っている

経済問題でも人の意見を聞くだけでは絶対に納得しない。本当にそうなのかどうかを自分で分析し、確信があるところまで突き詰めて、やっと納得する。

戦略と意志の強さ、
そして自分で分析して確信まで持っていく、これが投資家だけではなくて、成功する人に必要な心構えなんだろうな、と。

天才的な”相場師”でも

1990年のバブル崩壊の株価大暴落も「とうとう来るべきものが来た」と冷静な判断で受け止め、

昭和62年のブラックマンデーでも、1ヶ月前から株式市場の様子の急変を捉えて、持ち株をすべて手放していた

関東大震災では、横浜被害の一報で東京の壊滅を予想しトタン板を買い占めた話など
相場勘や商売の勘は天才的だな、と思います。

こんなにも凄い”相場師”の是川銀蔵さんでさえ、この自伝を書いた翌年に亡くなった時は
財産より借金が多かったというのですから、勝ち続けて利益を残すことは難しいことなんでしょうね。。

その当時より税率も整備され、手数料やリアルタイムで作成されるチャートやテクニカルなど投資の環境は劇的に良くなっていると思います。
変わらないのは人間の心理・・・でしょうか。

面白かった!!
で終わらせないで、何かに活かせるか・・・(暫く反芻します)

身近な事にも常に自らの頭で考えて、流されないで自分が納得したうえで行動していくこと、意識していきたいです。

相場師一代 (小学館文庫)

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