【今週の相場師朗の株塾】希望をもって寧静致遠で!

しまねこです。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」のまとめしていきます。
最近、生と収録をちゃんと宣言していますね。
加藤アナも洋服を替えなくなってますし(笑

今日は相場さんは台湾にいるそうで、本当に飛びまわってますね~
テーマはなく、リスナーの質問に答える回です。

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今日も冒頭で新刊のお知らせがありました。
相場さんの新刊(なんと漫画!)が4/20発売予定です。

35年連戦連勝 伝説の株職人が教える! マンガでわかる1億円株塾


漫画の中の相場さん、楽しみです^^

リスナーからの質問

「半分の法則」でエントリーしても失敗が続いてしまいます

最初は”株塾命さん”お名前が凄いですね!
最近悩んでいます。
「半分の法則」で買っても、その日のNYダウが下落すると下げ、
逆半分で売っても、その日のNYダウが上昇すると上昇してしまい、損切ばかりです。
一銘柄であれば、たまたまということもありますが、10~15銘柄を見ていますが
ほとんどの銘柄が同じ動きをします。
NYダウに影響されない銘柄を探す方が難しいです。何が間違っているのでしょうか?

一つ目は、単発的な動きが良くない
「半分の法則」で買ったが、翌日陰線で下げてしまった場合
「分かった」と言って、傷口が小さいうちに切る。
それで、同じ銘柄を見ていたら翌日再度陽線(「半分の法則」)で買うと3~4日上がっていくこともある。
また、逆半分になって下落を取れることもある。

切った後に、他に良い銘柄が無いかなぁ~と違う銘柄にエントリーしたりすると
元の銘柄の次の動きに気づかず、移った別の銘柄でも同じく「半分の法則」の後に下落してしまったりする。

10~15銘柄と数多くの銘柄を見ていることから、こういうことが起きてしまうのではないか?
もっと見る銘柄を減らして、いつも同じ銘柄をグルグル見ていると、
昨日思惑と違って切った銘柄が2日後にきちんとしたエントリーサインを示している。
そこで入れたら上手く行った、ということが起こる、ハズなんです!と。

(これ、実体験として凄くこのことを学んでいます。
ついつい、失敗すると別の銘柄なら…と、隣の芝生は青く見えてしまうのですが、失敗した銘柄を見続けていたほうが「ここ取れてたよなぁ~」
って事、本当に多いと実感してます。)

二つ目は、それに気づいていないということは、振り返りをしていない ということ。
相場さん、さすが鋭い!!

どうして逆半分で入れたのにダメだったんだろう、と10日後くらいにチャートで見てみる。
逆半分は出ていたが、移動平均線がパンパカパーン(PPP すべての移動平均線が上向き)だったり、
後になって、どうしてこんなところでエントリーしてしまったんだろう~????ってことありますよね。

失敗の原因を考えていくと、
ローソク足だけで考えるのではなくて、移動平均線の向き・順番・傾きを考えてエントリすると成功率が上がる。そこまで気が回らないといけない。

失敗は必ず原因を追究すること!
そうすれば、ただの失敗ではなくて、次に活かせる。

先物やNYダウが大きく動いた場合は?

次は常連の”ワンにゃんさん”
朝の寄付き成行でエントリーするときに、シカゴ日経平均先物が300円以上動いたときはエントリーに躊躇します。300円以上動くと個別株も影響を受けます。嵐の中に出ていく感じがします。
シカゴ日経平均先物が大きく動いたときもエントリ―しているのでしょうか?

そもそも、シカゴ日経平均先物は見ていない(笑
日経平均先物は見ていて、
日経平均先物が大幅に動いている時には
それまで玉を持っていない銘柄に関しては、状況を判断して、入れるか入れないかを決める

すでに玉を持っている時には、ヘッジを入れる

引けのローソク足で、明日寄付きで買おうと決めていた時に、
日経先物が大きく下落していた場合は、危ないのでエントリーを延期している。

大幅に動いている時は余波を受ける事があるので、一旦引いて安定するのを待った方がいい

NYダウが大幅に下げてた時に買いを持っていた場合、売りヘッジを入れるべき。
でも、入れるときに「日経だけ上がっちゃったらどうしよう」と思って、売りヘッジを入れずやっぱり下がってしまうことも…。(あるあるです~????)
そこは建玉の操作で、もし日経が上がってしまった場合は
売りヘッジを入れたけれども、戻ってしまったので切って買いに変えようと作業ができればいい。

少ない資金でも希望を持って!

課外授業でも引き続き質問に答えてくれています。
”経済的自立を目指す主婦さん”お初の方ですね
相場ゼミを受講し、実践1年半とのこと。投資歴はしまねこと同じくらいです。
そして収支もしまねこもおんなじ感じ
(今年の利益で去年の損失をカバーして、現在収支トントン)

株資金が60万くらいで、信用取引のレバレッジを掛けて取引しています。
5~12.3万円以下の銘柄を1回に100株、5種類程度保有し、ショートトレードを行っています。
最近の激しい相場で、上げの中の下げ、下げの中の上げとは分かっていながらも、値幅に耐えられず損切せざるを得ない状況が続きました。
両建てにして動いた方に玉を増やすことにしても、買いと売りの差が出てしまい、両方ともマイナスで資金的にも厳しいく、値幅の小さい銘柄だと、リスクのわりに利益が小さいと思ってしまいます。
(下落を取る場合で)5日線を越えるまでは玉を持っていたほうがいいでしょうか

移動平均線の並びと順番によって対処が異なる。
逆パンパカパーンで下げている場合は、5日線に陽線で半分以上出るまで=「半分の法則」になるまで、
もしくは5日線が横ばうまで持ち続ける。

直近の高値から9日位下げてきたら一旦切る(「9の法則」の応用ですね)

5日線と20日線が下がっていたとしても、下に60日線等がある場合、強いので
「9の法則」か「7の法則」で切らないといけない。
ローソク足だけで決めるのではなく、その時移動平均線の順番で強さ・弱さを判断して対応すること

資金が少ない者がこの相場に立ち向かうのに気を付けること、アドバイスがありましたらお聞かせください。
相場はどうしても資金が大きい方が利益を得やすいため、リスクを負ってでも値幅が15円程度ある銘柄を選びたいと思ってしまいます。

相場さんも株を始めた大学生の時は60万の資金だったのでお気持ちはよくわかる、とのこと。

資金が少ないことで、早く増やそうと無理をしない!
同じように、前回損をしたので、今回は倍返しで取りたい!もダメ

そういう気持ちではなく、いつも同じ調子でやっていかないと上手く行かない。
一年で2倍になるペースが速度としてはいい。

相場さんの場合、資金はバイトの給料を少しずつ足していったそう。

500株で4,000円儲かった場合は、もし5万株なら40万の利益が出るトレードをしている、ただ資金が今はないだけと思うこと

元本が増えてくれば複利でどんどん増えていく。
ある一定の金額になれば給料を越えていくことも。
そこまでは成長曲線はイールドカーブ。
それは耐えていかないといけない。

明るい未来を見て、「寧静致遠(ねいせいちえん)」で

寧静致遠(ねいせいちえん)とは
誠実でなおかつこつこつと努力を続けないと、遠くにある目的に到達することはできないという意味。
出展は中国の古典『諸葛孔明伝』で、三国志の時代、諸葛孔明が我が子に書き残した言葉

英会話と一緒で、一日にして成らず。
毎日チャートを見て、資金60万円で丹念に丹念にやっていると、
3~4年後に急に英語が喋れるのと同じように、パーッと資金が増えていく。

無理をしないで基礎を固めて、
・・・ご主人の給料からへそくりを投入したりしながらw
希望を持ってやって欲しい!

私も成長曲線低迷真っ只中ですが、希望を持って続けていきたいです!

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