【今週の相場師朗の株塾】東京マーケットのじっくり解説&「読める所で入る」
しまねこです。
火曜日!ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」の日ですね。
今日は出かけていたのでリアルタイムでは視聴できなかったので、これからじっくり聞いて、まとめていこうと思います^^
今日のテーマは「読める所で入る」です。
東京マーケットの解説
今日は4営業日ぶりに反落。224.11安の21,925.10円
解説では「ヨーロッパの株安に加えて、米国の株価指数先物の下落が、投資家心理の重荷になった」と書いてありますが、相場式は違う!と斬りますw
日経平均が21,000円で一旦底を打ち、2/6(火)に大きく下げて下ひげが21,000近くまで下げ、その後横ばいが続き、2/8(木)には陽線。ロウソク足の実体は横ばい。
これで多くの投資家はホッとした。
その翌日2/9(金)に更に下げて、この時も下ヒゲが21,000円
陽線から数えると日柄的に7本目
2/13(火)9日とローソク足の実体は並んでいて、翌2/14(水)には更に割って、下ヒゲが一時的に21,000円を割り込む雰囲気にもなったが、
その後2/15(木)に5日線にタッチして陽線。
「赤が横ばわなければ下落は止まらない。」
赤が横ばったのは2/15(木)
翌2/16(金)には5日線の上に陽線で飛び出した「半分の法則」に。且つ5日線は上を向いている
今日から逆算して考えると、2/14が21,000円という重要な節目を下ヒゲコマで止まったのが1日目、
赤に触ったのが2日目、
「半分の法則」が3日目、2/19(月)が4日目。
「7の法則」で4日目まで連続で上げることが多い。
昨日は4日目且つ22,000円という1,000円毎の重要な節目。
相場さんは昨日のうち空売りを入れていたそう。
確かに陰線になる確率が高いと読めるので、空売りを入れておくべきでしたね(しまねこ…動けず????)
明日もし陽線になれば、下げ止まって下落危機を脱したなと取れる。
「頑張ったな」と相場が強くなってきたことが伺える。
そして、明日も陰線になった場合は、どこまで下げるか。
5日線が前の安値を下回ったときにはもう一度下げてしまうイメージ。
次の安値がどこになるか、明日のローソク足が陰線になるか陽線になるかで今の相場の強さが分かってくる。
もし、明日も明後日も上げたとしたら、上に待っているのは緑の20日線。
ここに当たる場合、下から数えると9日目になる。
連続9日上げると、大体2日位は下げる。(これが、最近出てきた「連続9の法則」ですね)
その下げが、22,000円の節目で止まれば、これは下げ止まりで再び上昇に向かうというストーリーになる。
テーマ「読める所で入る」
7HopStepJumpさんの質問から
この暴落局面を日立化成で空売りで取ることができました(おぉ、凄い!)
良い点と反すべき点が明確になったことがこの暴落での最大の収穫です。
(利益が出たとただ喜んでいな所が、さすが職人ですね^^相場さんもこの部分とっても褒めてます!)
「くちばし」や「半分の法則」を探すことに一生懸命になっていましたが、それよりもこの先の動きを3つ程度想定して、Aだったらこうする、Bだったらこうする等予測して対応することが重要なのだと気づきました。
この想定が出来て、Aだったら、Bだったらと読めるところで入ることが重要!
というのが今日のテーマでした。
ちゃんと理由が付けられるところで入る、言葉で書くと簡単なのですが
毎日もがいてます
2/17話題となった二人の羽生さんの言葉
将棋の羽生さんとフィギュアスケートの羽生くんの
同じ「羽生」(読み方が”はぶ”と”はにゅう”と違う)の名前についても触れていましたね。
大きなニュースが同日だったので際立ちましたね(笑
羽生くんがインタビューで
「順風満帆であったら、今回の金は無かった」
これはトレーディングも一緒
上手く行った、だけではなくて、紙一重で上手く行かなかったかもしれないトレードをした人はそれを反省する必要がある。
教科書通り取れた人は、これでよかったんだ、と次回も同じように入れる。
次への力になる。
加藤さんは双日で実トレードをしたんですね。ちょっと失敗したのかな?
将棋の羽生さんは
「ストックが厚くなると洞察力が上がる」と話されたそうです。
ストックとは練習量だったり、反省した数であったり、身につけた技の数。
この番組やUstreamを聴くのもストック。
こういったストックが溜まってくると、洞察力が上がってくる。
「ここは怪しいな」と思えるのは、山勘ではなくて、ストックが増えているからこそ、怪しいと感じることが出来る。
怪しい場合は引く。
今日のテーマはこっちの方が良かったかも?(笑)
リスナーからの質問
株主婦さん
相場先生の本「一生モノの株のトリセツ」と、7Step株式投資メソッド、相場チャートの練習をしています。おかげさまで日本郵船(9101)で上げを、川崎重工業(7012)で空売りで下げを取れました。
昨年の8-9月の初めての暴落では心が揺れてしまい、暴落の後の逆張りでの買いのタイミングを逃してしまった苦い経験があります。市場が大混乱した時の冷静な心の持ち方について教えてほしい
冷静な心の持ち方。
練習を重ねることで冷静になってくる。
過去の暴落の場面を30年分くらい辿って、下落率や下げ幅を見ていけば、「せいぜいそんなもんだ」と分かる。
リーマンショックなどの下げでも1回の下げは同じ。一度上がった後に再度下げを繰り返して行った。
過去の暴落分析が出来ていれば、同じ人間がやること、同じマーケットなので同じように動く。
あれと同じなんだろうと、ローソク足、節目、下げ幅、移動平均線の向き、前の安値・前の安値などを見てもらうことで、今回の下げも前の下げと何ら変わらない。
過去の分析を見て、自信を持ってほしい。
そしてブレないこと。
この相場式の技術が大丈夫だと自分を納得させて、困難を乗り越えていく。
次はマロンさん
今回の暴落で”たい焼きの頭”しか頂くことが出来なかったトレードを反省したくメールしました。
たい焼きの頭でも取れたのは素晴らしい✨
このマロンさんのJTのチャートについては、明日またUpしたいと思います♪(すみません、ちょっとまとめ疲れが…)
後日追記:後半はこちらに
今回もとても為になる放送でした!
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
7の法則の相場先生の数え方が違って来ていませんか。例えば下げの場合は下がり始めた足から数えていたと思いますが、最近は高値の足から数えています。9の法則が出てきてから7の法則の数え方が変わったようです。まあ、もともとアバウトに数えなさいと言ってはいましたが。
2017.12.16日のリアル株塾の勉強会動画①の45分ぐらいから
7の法則の数え方の項目があります。
勉強会要約しますと
相場先生が7の法則の数え方の説明を始めた第一声に「基本原則アバウト」とお茶目に力説し、会場にいる塾生から笑い声が起きます。
本数を数える事に意義があるのではなく、
前の高値安値 移動平均線 節目 週足 日足を考えつつ、本数を数える事で株価の流れをつかむことが大事
目印で使うぐらいで1本ぐらいずれることはたいしたことがなく、適当にやっていただければみたいな軽い感じで講義していました。
合田 純さん
コメントありがとうございます☆
リアル株塾で、そんな説明があったんですね。
なるほど(笑)「基本原則アバウト」とは相場さんらしいお茶目な感じですね~♪
本質は正しく数を数えることでは無いってことですよね。
練習をしながら思っていたことと合致していて、嬉しくなりました。
幕田硝子(まくたしょうし)さん
コメントありがとうございます♪
合田 純さんやニャンコ先生もコメントされていますが、
しまねこもスタート位置は厳密じゃなくて感覚かなと思っていますよ。
しまねこも法則をロジックに落とし込んで、システムで解析とかしたい人間なので(トレードステーションで本数を数えるロジックを書いてたりして)
システマチックにしたいなぁと思ったりするのですが、
チャートで日々何本目かを数えていると、やっぱり「7の法則」凄いなぁとか
最近教えてくれた「連続9の法則」もチャートから感じ取れています。
そこが職人の技術なところで、相場式の真骨頂な気がしていますよ^^
・・・とはいえ、毎回悩みますが(笑
夏目、わかっとらんな!
まず、疑問点は、自分なりに考えて、研究する。
いろいろな銘柄で、7の法則、上昇下落の連続9の法則、数えてみて、自分なりに納得の行く技にして行くのはどうだろうか。
狭く深く、その技のプロになる位に。
その基本姿勢が重要であるとわしは思うぞ~!
ニャンコ先生さん
呼ばれて飛び出て、じゃじゃじゃじゃーん(笑
してくれました^^
全ての答えはチャートにあるから、分からないことが出てきたらチャートに聞いてみる。
的を絞って深く狭く!
あ、しまねこは先週からヒゲの研究をしているのでした。研究が終わる前に今週の株塾がやってきてしまって(あ、不満を言っているわけではありません 笑)
また研究再開したいと思います♪
ニャンコ先生、コメント感謝です☆