【今週の相場師朗の株塾】緊急特番!大幅下落の東京マーケットを解説

しまねこです。

今日のラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」は緊急特番!今日の大幅下落を受けて…

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東京マーケットの解説

日経平均は3日続落
1071.84安の終値21,610.24 昨年10月以来の安値

日経平均の月足チャートを見ると、1996年からずっと今の株価の下に位置している。
単純に考えると1996年から先週位までに買った人は全員儲かっている(日経平均上ですが)
ここから、多くの利益確定の売りが出てもおかしくないことが分かります。

今回のきっかけは米国の長期国際の金利が上がったこと。

米国の金利が高くなる→諸外国のお金はドルに向かう→ドルが高くなって、それ以外の通貨は安くなるはず

しかし、今は円高になっている。なぜ?

それは、今混乱期。混乱期にはスイスフランや日本の円が買われる傾向がある。やがて、予定とおりに行けばドル高=円安になっていく。

混乱期にちょうど利益確定したい人がいっぱい溜まっていて(日本も米国も)出口に殺到したので大幅下落になった、と。
なるほど…今の円高よくわからないな…と思っていたのですが、何となく流れが分かりました。

補講動画から…直近6回の暴落を確認する

今回は相場さんがいつもに増してサービス満点で、リアル株塾生に配信した補講動画(東京マーケット考察)を見せてくれています。(こんな情報がリアル株塾生には届けられるんですね☆ありがとうございます!)

こんな相場の時は、まず冷静に見る考える、そして対処する

直近の大幅下落は
①去年2017年3月に6.3%の下落 11日
19,590-18,355=1,235円

②次に20,017-16,017=4,000円下げた 19.9%の下落 15日

③20,720-17,806=2,914円の14%の下落 7日

④2014年9月に16,374-14,532=1,842円の11.2%の下落 6日

⑤2014年1月に14% 8日
16,291-14,008=2,283

⑥2013年5月 16,000-12,877=3,123円 19.5%の下落 8日

何度もこういった暴落はあったが、必ずどこかで下げ止まっている。
5日線が下げていて、5日線をローソク足が越えて、20日線に一度タッチしないと下げ止まったと判断しない方がいい。

直近過去6回の大幅下落を見ていくと
6.3%~19.9%の間で、平均では14~15%の下げ幅

今回の下げは、24,000→21,583円(計算時点)では10%下げの日数は2日間
後5%くらいの下落があってもおかしくはない。

高値が24,000円の節目で”こつん”と言って下げてを繰り返し、ぐっと下げて先週の内に5日線を割り、更に20日線も割り、NYが下げる前に日経は20日線の内側にいた。

空売りが入っている方がたくさんいた、とのこと。
(…相場さんの優秀なお弟子さんはそうですよね。出来なかった自分が情けない。。)

下落率、日数、節目を考慮する

①下落率で考えると…後10% or 3% or 1%

②金額にすると、あと2,400円 or 720円 or 240円

③日数にすると、あと8日、13日、5日、4日、6日下げる可能性はある

④節目で考えると
あと2400円とすると2万円
あと720円とすると21,000円
あと240円とすると21,500円

今21,610円。直近だと21,500円が一つの目安
次が21,000円。次が20,500円。
その次が2万円ですが、2万円まで下げることはまず考えられない。

週足を考慮する

週足を見ていくと、今はすでに20週線を割っている。次は60週線だが、そこまでは通常はいかない。
60週線(20480円)あたりで横ばうことになる。
週足の考え方でいくと20,500円の手前で一度止まるイメージ。
60日線と20日線の中間の21,500円くらいでローソク足が横ばって繰れば一旦の底ということになる。

節目と週足の考え方から、妥当な底(ローソク足が横ばうところ)は21000~20500円
現在21680円なので、もう少し。

下げ止まりはローソク足がぐんぐん下げてきて、ローソク足が横について、
ちょっと上がってちょっと下がって(ちょい上げちょい下げ)その後にまた横にローソク足が出て…これが一週間くらい続くと一旦下げ止まったなと判断できる

下げ止まりを感知するまでは売りヘッジは必要

明日上がるかもしれないが、上がったからと言ってすぐにどんどん上がるわけでは無い。こなれてきてから。それまでは注意が必要。明日陽線が出たからと言って下げ止まったと判断しない方が安全。

安全策を取った方がいい。多少空売りの利益が減ったとしてももうちょっと持っておくべき。
こういう場面で空売りができると有利。

買いを持っていても空売りでヘッジして、大人しくなったら売りを抜くことが出来る。
空売りのトレーニングをして欲しい。

玉の操作をする

玉を持っていない方動きが落ち着くまで様子を見るのがいい
こんなに下がったので思いっきり買ったら…下がることもある
こんなに下がったのでまだ下がると思って空売りを入れたら上がってしまうこともある。
せっかく玉が無い人は落ち着くまで観察をする

その後「半分の法則」が出たら一旦買ってもいいが、長持ちはしない。陰線が出たら切って再度の「半分の法則」で買うといける場合が多い

買いを持っている方
本来であれば昨日の寄付きか、引け、もしくは今日の寄付きで売りヘッジが入っているのが相場式(そうです????)

①手仕舞い
②半分手仕舞い+ヘッジ
明日上がってしまうかもしれないけれども、一旦ヘッジを入れるべき
買い玉を0-5とか持っている方は玉を少し縮小して、2-3くらいにヘッジを多めにしておいて
こなれてから次を見る。
③全ヘッジ
もしくはスクエア(5-5)にして

戦略の図はこれからじっくり味わって載せようと思います。

過去放送分の動画の視聴方法と放送リストはこちら

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