【今週の相場師朗の株塾】今年最後の株塾!「運」と「勘」について

2018年1月27日

しまねこです。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」、今年のラストです!
今日のテーマはなく、リスナーからの質問に答える回。134回目です。収録の雰囲気ですね。

リアルの株塾では今年は「移動平均線の順番と傾き」にこだわっていくが目標でした。
ラジオNIKKEIでもいろいろ取り上げていましたよね。
来年はまた違う目標があるそう。来年の放送を楽しみにしています♪

年末は研究に明け暮れる…と相場さんが仰っていて、しまねこもできる限り練習時間を捻出したいです!

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リスナーからの質問

常連さんの「ワンにゃんさん」の質問から。「ワンにゃんさん」毎回欠かさず株塾宛てに質問を投稿されていたとは…凄いですね!しまねこも来年目標にしてみようかなぁw

相場さんが「一度も休むことなくこの番組に出ました…」と仰っていましたが、2017/7/25のNo.112は前川さんが代役を務めていたような…w
アシスタントの加藤さんのお休みは2017/7/18のNo.111でした。

週足・月足の「半分の法則」と「逆半分の法則」

さて、「ワンにゃんさん」の質問は「半分の法則」と「逆半分の法則」について。
「半分の法則」は「逆半分の法則」より精度が高く当たりやすいことについて、週足でも同じことが言えるのでしょうか?
週足でもおなじことが言える。

「逆半分の法則」は上がってきて、5日線を陰線で割った事を言いますが、上がってきたので「まだ強い」と思う人もいて、「逆半分」になってももう一度上げてしまうことが多い。
結局「もの別れ」になることは多い。この動き、実感としてありますね。

相場さんが30年分日経平均の週足で調べたところ、「逆半分の法則」が出た後80%が陽線になっている
週足で「逆半分」が出た後は一週間だけ上がることが多いということ。週足チェックで売り目線で抜き出しちゃダメってことですね。

ところが、下降トレンドで下げ切って5日線が横ばって、陽線が体半分5日線の上になる「半分の法則」だと、売られ終わらないとなかなかその形にはならないので、「半分の法則」は上がる確率が高い。

これは週足でも同じことが言えるし、月足でもいえる
日足と週足と月足はフラクタル。「7の法則」も当てはまる。平均的に上がるのは連続4本。

フラクタルとは、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロが導入した幾何学の概念で、形の適宜な一部を取ってもそれが全体と似ている成り立ちをしていること。
図形の一部として、図形全体と相似な形を含むような図形をフラクタル図形という

月足でトレードすると
「半分の法則」が出て1,000株→抜けたのでプラス1,000株とすると
2ヵ月で2,000株しか入れられず、期間が長いし、暴騰した後に買いを入れることになり…なかなか儲からない。

月足でトレードではなく、トレンドを捉える
例えば月足で「半分の法則」が出たら、3~4本続くと見て、週足を確認する。
日足を見てかなり上がっていても、月足で「7の法則」で残り本数があればまだ入っていってもいいと考えられる。
月足の後ろ盾があると、日足で下がってきても、そこは上げるハズだからヘッジを入れて凌ぐ、ということが出来る。

日足と週足と月足を上手に使って、ヘッジを入れたりトレードを楽しむことが出来る。
日足で上げそうでも、週足で4本目では下がってしまうことも。週足を見ることでリスク回避にもなる
週足や月足は関わっている人数が多い分だけ、安定している。

「うねり取り」と「ショットガン投資法」

次の質問は、「うねり取り」と「ショットガン投資法」のやり方について。
それぞれの投資法をどのように関連させて勉強するべきかご教授ください。
「うねり取り」はトレードの期間が2~3ヵ月。年に2回くらい「うねり取り」をする。チャンスはそう多くはない。
「うねり取り」をするには月足を見て、20か月線に当たったら下げ止まると見て、売りをいれながら買い下がっていく。
止まる予測がついて事業計画を立てて狙って取っていく。
「うねり取り」は時間がかかり、玉を仕込んでいくので資金も必要。技術が必要。
しっかりしたプランを立てらればあまり負けない。そして利益を大きく伸ばすことが出来る。

まずは、しっかりしたプランを立てられるトレーニングをするべき

将来の為に、実弾では「ショットガン」か「ショートトレード」。研究と練習をして→少ない金額で実弾→勝率が安定したら徐々に株数を増やしていく

「うねり取り」では「半分の法則」や「くちばし」や「もの別れ」は「なってから」ではなく、「来週なりそうだ」というところから入っていく。
ショットガンは「なってから」入れていく。
プランをたたて、やれるところを見極められる選球眼を手に入れること。

失敗したら原因を究明して、原因が特定されて対策をしてから取り組むこと。
原因が分かっていないと何度やっても失敗してしまう(うぐぐ)
徹底追及すること
今年の失敗の原因究明が終わってないので、年末の宿題にします!

運について

トレードをしていると「運が悪かった…」「運が良かった」ということがあります。相場先生は「運」についてどのようにお考えでしょうか?
トレードでは「事故」はある。流れとは違って、
予測できない動きはある。「事故」=自分ではどうしようもできなかった
運が良かった時は間違った注文で売りを入れたら下がって取れた…など。

練習をしながら自分を磨いて技術力を高めていく」ことをしてほしい。トレーディングに関しては運ということは考えないで頂きたい。
「後2~3日で急落するのではないか?」という「勘」が働く時がある。
これは①実力による「勘」
②まぐれによる「勘」=「運」に近い。
①の方が大事。

人生の中での「運」はある。あの時あの人に会わなければこうならなかった…
それはある。
でも、トレードでは「運」より「勘」と相場さんは考える、とのこと。

次は2018年1月9日。それまで…練習!
Ustreamを見ながら一緒に、”手をおもむろに挙げて”w「株は技術だ!」しましたよ♪

過去放送分の動画の視聴方法と放送リストはこちら

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