【トレードの道具】トレードステーションHACK③赤三兵、黒三兵

2018年1月27日

しまねこです。

マネックス証券のTradestation(トレードステーション)のお話です。

トレードステーションは株価データを元に自分でロジックやインジケーター(売買プログラム)を書いて、システムトレードが出来るツールです。
詳細はこちら↓からどうぞ。


トレードステーションの中をいろいろ観察しているので、面白かったことを共有していきます。

トレードステーションに用意されているロジック

Tradestation(トレードステーション)にはいろいろなロジックが用意されています。
①ではローソク足を見分けるロジックとして「丸坊主」を取り上げました。②では「捨て子線」を。
今回は「赤三兵」「黒三平」
これも酒田五法(さかたごほう)にあるローソク足のパターンです。しまねこも知らなかったので一から勉強です。
(しつこいですが、)しまねこが師匠と仰ぐ相場師朗さんは酒田五法は覚えなくていい。と仰っていますが、基礎知識として、ちょっと齧っておこうと思っています。
赤三兵、黒三兵はトレードステーションではC_3WhSolds_3BlkCrows関数で抽出できます。

赤三兵、黒三兵

三兵とは、陽線が3本もしくは陰線が3本連続して、同一の方向に階段状になっている場合をいいます。

そして、赤三兵とは陽線のローソク足が連続したもの。それを酒田五法では赤三兵と呼ぶそうです。

3WhSolds_3BlkCrows.PNG

陽線は白じゃなくて赤なんですね~

上値および下値とも切り上げて上昇している状態。大きな上げ相場の初期の段階をさします。
なので、赤三兵が買いサイン!

ただし、赤三兵でも高値圏で出現して、上ヒゲをひいてきたのは上げ過ぎているとも読み取れるので、「赤三兵先詰まり」と言って、天井が近いことを意味します。

どの位置で出たのか、と移動平均線との関係が気になります。
相場師朗さんの手法で、3本経過する前に気づいて買いを入れたいですね。

黒三兵とは赤三兵と逆で、陰線のローソク足が3本連続したもの。「黒三兵」以外にも「三羽烏(さんばがらす)」とも呼ぶそうです。

黒三兵 (三羽烏)は、上昇トレンドまたは下落トレンドの中の戻りの場面に現れると注意が必要です。
3つの長い陰線のローソク足が続き、二本目が前のローソク足の胴体(実体)の幅で始まります。そして、引けにかけて前日の終値を下回り、 三本目も二本目と同様な型のローソク足を形成したものが黒三兵(三羽烏さんばがらす)です。
弱気の陰線が続き下落相場への転換を示唆します。

上値および下値をじりじりと下げ続け、買いを持っている人にとっては上値の限界を感じて利益確定で売り急ぎ、売り方にとってはチャンスが到来!と思えます。黒三兵は売りサイン!

実際にチャートで確認してみると…

この赤三兵と黒三兵、最近のチャートだとあんまり抽出出来ていません。。(サンプルがない)
ただ単にローソク足が陽線3本続いているとか陰線3本続いている、というわけでは無くて条件に「2 本目、3 本目の始値は、前のローソク足の内側」というのが赤三兵・黒三兵。これが結構該当しないんですよね。
確かにローソク足が3つ連なるのはあるのですが、ちゃんと条件に合致するものが…意外と登場機会がないという
もう少し長い期間チェックして、観察してみたいです。

やっぱり相場さんの「7の法則」の通常4本位…の方が、チャートですぐに確認出来て、しっくりくる気がしています。

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