【こぼれ話】BABEL ブリューゲル「バベルの塔」展に行ってきましたよ

2018年1月27日

しまねこです。

昨日、上野の東京都美術館で開催されている
BABELブリューゲル「バベルの塔」展に行ってきました。

ブリューゲル「バベルの塔」展


babel.jpg

東京都美術館の公式サイトより引用

24年ぶりの来日ということで、次回は来れないかも!と思って行ってきましたよ。

副題として、「16世紀ネーデルランドの至宝 ーボスを超えてー」
ブリューゲルの前の時代に活躍したヒエロニムス・ボスの作品など、ネーデルランド(現在のオランダ)で育まれた美術、感性が分かる展示になっています。

ボスは当時でも人気があったらしく、今で言うと漫画家かな。
「ネーデルラント伝統の写実的な細密描写を生かしつつも、地獄の情景やそこに跋扈する妖怪を想像力豊かに描いた宗教画で、強烈な個性を発揮した。その画風は人気を博し、ネーデルラントを治めたブルゴーニュ公フィリップや続くスペイン国王フェリペ2世らが熱心に作品を収集した。」(公式サイトより)とのこと。
奇妙な生き物(モンスター)、奇想な世界が描かれてます。キモ可愛いものもあったり、エグいものもあったり、、

モンスターだけじゃなく、宗教画にも普通の人を登場させたり、人々の日常を描いたところがボスの特徴。
ブリューゲルの絵に繋がって行ってるのがわかった感じです。

旧約聖書の「バベルの塔」がリアルに

そして!メインのバベルの塔

「昔、人々が天まで届く塔を建設しようとした。
しかし、その野心が神の怒りを買い、
互いの言葉をバラバラの言語にされてしまう。
意思疎通が出来なくなった人々は散っていき、
ついに塔は完成しなかった」

旧約聖書に登場する「バベルの塔」の物語から描いたもので、
そんなに大きくない絵(59.9×74.6cm)なのですが、拡大すると塔の階ごとに人が描かれていて、めっちゃ細いです。肉眼では見れない
建物の建設現場がリアルで、かなり細かくプロットしてる感じ。
足場もあるし、レンガや漆喰を運ぶ滑車や、船着場など。
想像上のものなのに、絵の中に世界ができてました。

細かくて目が疲れましたが、、楽しめましたよ。機会があればぜひ。

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