相場師朗の株塾

しまねこです。

今回も過去の株塾の復習をしていきます。
No.42 2016/3/8放送分のテーマは「一週間後までのプランを立ててみよう」

テーマ「一週間後までのプランを立ててみよう」

一週間後までのプランを立てる=ああなったらこうしようと考える。
一週間のプランを考えずに、刹那的にやっても失敗してしまう。

株価が前の安値に並んだとして、そこで陽線が出て上がっていけば20日線まで上がるだろう。
20日線まで上がって陰線で20日線を踏んで、翌日も陰線なら下がるだろう…など、後のシナリオを考えておく。
自分に有利なシナリオだけじゃなく、何種類かシナリオを考えておく
考えた通りに動いたときに、そこでエントリーする。

当時の東京マーケットの一週間後までのプランを考える

当時の日経平均でプランを考えると
この時株価は20日線の上にある。20日線の上には5日間滞在している。前回は3日間で、前回より長く滞在している徐々に強くなっている。

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シナリオ①20日線手前で下げ止まり、上がる
シナリオ②20日線まで下げて、20日線に当たって上に返す
シナリオ③下げて20日線を割り込む

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シナリオは3通り
それぞれどういう建玉の操作をしようかを考える。そうすると慌てないし勝率が上がる

それぞれの建玉の操作。
まずはシナリオ①この時のNYダウのように翌日から上がっていく場合を①´(ダッシュ)ピンクも入れています。
0-5の買いを持っていた場合、「逆半分の法則」なので売りを入れて2-5。
陽線が出て上げたら売りを切って買いを足す。

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次にシナリオ②

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シナリオ③

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リスナーからの質問

以前相場さんは65%は下げで取ったと仰っていましたが、35%は上げで取ったということですが、下げより上げで取る方が難しいのでしょうか

両方とも練習をすれば簡単。難しい簡単とかではなく、今までは下げている期間が長かったか強烈だったからではないか。
塩漬け株は買って、下がってしまってどうにもならなくて持ち続けているもの。それを空売りしていれば利益になっていた。
上がるのには時間がかかるが、下がるときは早い。結果的に下げで多く取れたということ。

ANA(9202)2/26に上ヒゲ陰線で60日線を越えられなかったので空売りを入れました。
3/1のローソク足は上に5日線、下に20日線がある状態でまだ空売りを持ったまま。判断が難しく迷ってしまいます。

20日線に当たって陽線で返したら買い。下限320円、上限60日線のレンジで動いている。
5日線を陰線で割ってきてら空売りのヘッジを入れる
これもシナリオを3種類用意して建玉の操作をしていく。

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