【今週の相場師朗の株塾】「このまま練習していて上手くなるのかな?」不安の処方箋&ピンクの活用法

しまねこです。

さて、今日は火曜日なので、ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」の日です。早速まとめていきます。
テーマはなく、リスナーからの質問に答える回。
メンタルに関する質問がメインです。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」Ustream

東京マーケットの解説

今日は生放送!日経平均が大幅下落のこんな日はやっぱり相場さんのマーケット解説が聞きたくなるので嬉しいです^^

今日は続落で、終値は401.85安の22,278.48円
3/23以来、およそ3ヵ月ぶりの大きな下落になりました。

大きな下落ではあったが、これはある程度予測はできた
チャートを見ると
日経平均・先物は1,000円毎の節目が結構堅い。
5月の中旬で23,000円を付けたところを上限として、一旦22,000円まで下げ
そこから半月上昇して6月の中旬に23,000円を上ヒゲで触るか触らないかして、到達できずに下落している。

下落の日数は6本。「9の法則」で後3本以内で一旦下げ止まって、どれだけ戻すか。
その戻しが弱いと「Try届かず」となる。

そうなると過去の2015年8~11月のチャートと同じ形になる。

左が今の日経平均の週足、右が2015年の日経平均週足。似てますね!

今は青が上、緑が下、黄緑が上、赤が横 となっていて
赤が横の時は株価が上下に動き、右往左往する場面。
そして、赤の前の高値は越えられず、移動平均線が集中しているのでトレードしない場面。
上か下どちらかに線が向く直前くらいで入るのが効率がいい。

週足ベースで、赤が黄緑を割ってくるか。それとも黄緑に当たって赤が上に行くのか。それを見てからエントリー!

青を割って大きく下げる場合も・・・。
この2015年と同じチャートになるのか、上に戻るのか、しっかり観察していかないと!ですね。

リスナーからの質問

このまま練習していて上手くなるのか?不安です

”兼業トレーダー北陸さん”(漢字合っているかな?)
去年 相場師朗さんの動画をYouTubeで見て感動し、投資を始めました。
自分にノルマを課していて、リーディング8,000年分、建玉の操作の仮想トレード8,000年をノルマとしています。
まだリーディングは800年分です。

実弾を張ってショートトレードもやっていて、大きく取れる時もありますが負けも多く、トータルだと少しマイナスになっています。負けたトレードは反省が多いです。
このまま勉強していって、安定して利益が出せるようになるか不安です。
不安がなくなるまで練習あるのみでしょうか?

(質問者は24歳と若いので)このままやり続ければ凄いことになる!と嬉しい太鼓判も^^
途中で慢心をして練習を止めてしまったり、挫折して止めて仕舞わず、続けていれば大丈夫です!

何でも技術を付けるまでには壁があって、相場さんは昔、自動車教習所で本当に卒業できないかもしれない・・・と悩んだことがあるそう。でも結局余裕で運転できるようになった。

練習をし始めて、ある程度分かってきた後にスランプに陥って、「このままやっていても変わらないんじゃないか?」とみんな思う。
それを乗り越えることで新たな境地に達して、その後また壁にぶつかって、また考えてトレーニングを繰り返し出来るようになって壁を越え、また・・・と繰り返す。

上達していく過程には壁が何個かあって、それを乗り越えていって高みに達する

それが何か技術や芸を極めるということ。
スポーツ選手も同じ道を歩んでいる。

お釈迦様が産まれてまもなく七歩あるき、その足跡から蓮の花が咲いたという言い伝えがあります
「四方七歩の宣言」

歩いてきた足跡を振り返ると花が咲いているように・・・。

今全力で取り組むことによって、気が付いたらいろいろな壁を乗り越えられているのではないか。
辛いときが版張り時。続けること!

目標到達ポイントの設定方法を教えて!

次は”半歩半歩”さん
相場先生の教えに従うべく、日々練習、練習、練習を行っているのですが、ただひたすらに練習をしていても目標とするところに到達したかどうかの判断が出来かねています。
練習していく上で、技術の到達ポイントを設定する方法もしくは考え方はありますか?

例えば「Try届かず」の部分を日経平均で30年分見る。
次にローソク足を消して移動平均線だけで見てみる。
今度は隠して、1日ずつめくって「Try届かず」をチェックしていく。

一つ終われば30年分やった、と数値化して定量的に測れる
それを10銘柄やれば300年分。
「Try届かず」の後には「ものわかれ」や「くちばし」を。

本当にマーケットに資金を投入して利益を取れるようになるのだろうか、と思われる場合は、少額で力試しをしてみる。

1株から売買できる日経平均
1570日経レバレッジETF(買い)
1357日経ダブルインバース(売り)
でトレードしてみる。

負けた時にあまり傷を負わないように小さい単位で、練習した技・シグナルが来た場面のみ仕掛ける

勝てば練習が本番でできた経験が出来、負けても大きく資産を減らすことがない。

トレードには検定が無いので、
練習の目標は数値化したX年で設定し、
目標を達成したのであれば、資金が少なくて済む銘柄(低位株ですね)に対して、練習した技やシグナルがチャート上に表れたらトレードしてみる。

そして出来なかったら反省をして、何を見落としていたのだろうか、何を見過ぎていたのだろうか、を検討する。
そうやって向上していくといい。

リアル株塾では「ペイント練習」をしていて、練習が終わると事務局にアップロードする仕組みになっているそう。ある宿題を1万枚やった方も!
2,000枚は当たりまえ。2,000枚やれば実弾で取れるようになる。

しまねこも頑張らないと!!
2,000枚に到達するまでは、本当は実弾を入れるべきじゃないのかも。
その前にガッツリトレードしてしまっていますが…。(;^_^A

レベルの高い人と交わって、何か(数値的な)目標を立てた方がいい。

まずは
①日経平均から「ものわかれ」だけをゆっくり30年分見ていく。
②ローソク足を消して移動平均線のみで「ものわかれ」を30年分見ていく
(20日線)が(5日線)を下から抜いたところ、
(20日線)を(5日線)が上から割ったところに着目して30年分
④シミュレーショントレードを、練習した「ものわかれ」と緑が赤を越えたところ、割ったところに着目してやってみる。
⑤日経平均を1株だけ、練習した「ものわかれ」やを越えたところ、割ったところで入れてみる

赤が緑に接した時の判断にピンク!

“ものぐさ株太郎”さん
ローソク足が20日線の下にある状態で、「半分の法則」で買いで入り、上げて20日線に差し掛かった時、切るか継続するかいつも悩みます。
(ショットガンにするか、売りを入れながらショートトレードにするか、ということですね)

“ものぐさ株太郎”さんが考えたのは
①ローソク足が20日線に飛び掛かった回数や20日線の角度でA/B局面の終盤なのかを判断
②「9の法則」や「7の法則」の何本目かで判断する
③翌日の陰線で判断し、手仕舞いする

チャートを出すときに、「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」とおやじギャグ(?)が!(当ブログに投稿頂いた”にゃんこ先生”のセリフと一緒ーw)

こういう場面ですね。

相場さんはこの時、ピンク(3日線)で判断する!と
ピンクの傾きは元気なのでキープ。
傾きがちょっと怪しくなって終わり。

ピンクの活用法をいろいろな所で確認してみる。(練習の例、頂きました!)

「前の高値」近辺or越えた?上値の目安

“ぬめり取り”の達人さん
今年2月に相場先生の「うねり取り」を知り、5月から相場式のトレードを開始しました。トータルではプラスになり、今までのマイナスも埋めて資産が増える結果となりました。

コーセー(4922)を売りで持っています。10か月上昇し、前の高値の24,000円で下げに転じると予測していましたが、24,300円を越えてきました。
6/8の終値は「前の高値近辺」と考えますか?それとも「前の高値を抜けた」と考えますか?

チャートはこちら。

「前の高値を越えた」と取る。
緑の高値も越えている。

上場来高値を越えた場合、上値の目安はどう考えたら良いのでしょうか?

上値の目安を見るときは月足を見る。
上場来・・・なので、前の上値の目安はないので「わからない」。

節目節目でローソク足がどうなっているのかを見ていくしかない。

上げが止まるときはピンクの角度が変わる。
曲がるまで買いを持っていけばいい。
移動平均線を見ていく。

盛りだくさん!な回でしたね。何度も味わいたいです。

過去放送分の動画の視聴方法と放送リストはこちら

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