【今週の相場師朗の株塾】「2つの可能性を意識しておく」&逆張り(うねり取り)は上級者になってから!

2019年1月26日

しまねこです。

※途中までまとめ書いていたのですが、PCトラブルで掲載遅くなりました。
何とか直ってホッとしています。

今日は歴史的な米朝首脳会談の日でしたが、忘れていないですよ~
ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」をまとめていきます。

テーマは「2つの可能性を意識しておく」
今回は収録で、相場さんは今海外出張だそうです。ホント飛びまわっていますね。
渦中のシンガポールではないですよね?w
そんなわけで、東京マーケットの解説はありません。

前説でカトマリさんが強そうに見える拳の握り方を実践していて、
お二人の掛け合いが面白いです。
何事も研究が大切ですからね^^
しまねこもへなちょこに見えるので、威嚇ポーズ研究しますw

ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」Ustream

先週の「練習の極意」を振り返って

読売新聞に松井秀喜さん、長嶋茂雄さんの記事が出ていて、
ひたすら素振りをやらせて、素振りの音でわかるそう。(すごいですね)
高度なテクニックを練習するのではなく、素振りを練習していた。

こちらの記事にも素振りの「音」について書かれていますね。
独占激白!松井秀喜
※後日追記:元記事が削除されてしまったのでリンクありません(ご了承くださいm(__)m)

株塾生の素振りに当たるものは”リーディング”
沢山伝えられている技の方に目が行ってしまうが、素振りが大事!
原点に返って”リーディング”を大切にしましょう、と。

テーマ「2つの可能性を意識しておく」

テーマに関してリスナーの質問から。

”このままじゃ株塾に入れない”さん(切実なペンネームですねw)
曙ブレーキ(7238)で4/23に買いで入りました。60日線にトライして越えていくだろうと思っていたら、5/9に暴落し売りをいれました。
少し陽線が出ても(売りを手仕舞うのを)我慢すべきでしょうか?
暴落した時には諦めて(買いを)即損切りする方が得策でしょうか?
先生のお考えをお聞かせください。

該当のチャートを見てみましょう。

買いを入れた時点は青と緑の距離は近くなっていて、「何度か青に触ったり下がったりを繰り返して、青の上に抜けていく」という読みはその通り!

けれども、青に触ったり下がったりを繰り返している内に、青に触らなくなり、
青の下に緑が入り込んで、緑の下に赤、その下にローソク足が入り込んでしまい・・・その後暴落!
更にその後に「ものわかれ」で下落した場面。

課外授業でエントリー前のところについて、青の傾きや青を越えたりしていないところから、ちょっと読みが甘かったかな、と相場さんが仰っています。
”このままじゃ株塾に入れない”さんはちゃんと射程距離のところでエントリ―されてますね。(二つ目の赤丸)

相場さんが修正したトレードは以下の通り

読みは正しい。が、2つの可能性を意識しておく!必要がある

青まで行ったり来たりしながら、徐々に青の上で動くようになるだろうと予測していた(1つ目のシナリオ)けれども、
行ったり来たりしている間に青に届かなくなるということは
自分の読みとは逆の方に動くこともある(2つ目のシナリオ)、という風に見ていくとこのチャートはその2つ目の通りになっている。

青と赤の間に緑と黄緑が入ってきたら、あ!そうか、この流れだと、2つ目の下落の方なんだな。と考えることが出来る。
B局面→C局面(1つ目のシナリオ)になるのではなく、
B局面→A局面(2つ目のシナリオ)になるパターンだなと対処できる。

2つの可能性をポイントポイントで意識しておくと、このような失敗が無くなる

B局面からC局面になるポイントは、赤が青の上に抜けて上げ下げしている間に、緑が青の上に抜けていく。赤が下がっても緑を割らないで上がっていくと、下から青・緑・赤とPPPの形になる。

青の上に赤と緑が行ったり来たりしている間に、赤が青に触らなくなって、下値が切り下がって、緑が青の下に入って、上から青・緑・赤の逆PPPの形になる。(文字だけだとわかりにくいので後程図解したいと思います)

移動平均線は鉄板で、少し陽線が出ても(売りを手仕舞うのを)我慢すべきでしょうか?には、一旦切った方がいい
そして、その後「ものわかれ」が出来たら、売りだなと
いくつか事前に読んでおくことが大事。

更に週足も確認します。
週足横ばいはどちらに行くかわからないのでやらない

ピンクと赤と緑の移動平均線が交わったところは分かれ目。
どちらに行くかを日足を観察する。

リスナーからの質問

ジェリさんからの質問
今年から株を始めた超初心者です。(しまねこも超初心者^^)
相場先生の技法を書籍で知り、勉強と練習を始めました。
相場先生の他に、林輝太郎さん、立花義正さん、板垣浩さんの書籍を読みましたが、最初は難しくて分かりませんでした。しかし、最小単位でも玉を入れてみると得られることはとても多いです。
(すごい知的なお便り✨ですが、内容は一部割愛します)

これからの練習は最小単位での2分割・等分割をゆっくり立てて、逆張りする練習を考えています。この練習についてどう思われますか?
変動感覚を身に着け、時間軸に対する耐性を作ることが将来につながると考えています。
また、初心者の頃役に立った書籍はありますか?

相場さんもこの5年間で分かったこと・・・それは、一般の方にトレーディングを教えてきて、2分割・等分割の練習をしてもなかなか上手にならない。
一人前になるには10~15年掛かる。
実弾の1練習が3ヵ月掛かって、年に3回しかできない。

実際にマーケットで資金を張って、下がっているところを2・3・5と買い下がるのは相場さんは出来るけれども一般の人は(すぐには)無理だということが分かった。

逆張りではなく、順張りのトレーニングをした方が一般の方が利益を出し続けることが出来る
相場さんは、塾生に逆張りはもっと上級者になってからで、
順張りのトレーニングをするように教え始めてから皆が上手に成り出した、とのこと。

株取引で目指すことは①最終的に利益を出すこと、そして②上手になった喜び。

順張りでやった方が簡単に利益を出せるようになる。

縦横無尽に順張りで利益を出せるようになったところで、下がっているところで売り(5-0)から入って少し下がったところで、売りを切らずに買いを入れて(5-2)、
更に下げると買いはマイナスですが売りの利益でカバーして、更に買いを入れる(5-4)徐々に横ばったところで(5-5)にして、上げ始めたところで売りの一部を切って(4-5)から(3-6)買いを増やして(0-7)にしていく。

この練習(実弾)は4ヵ月から半年かかる。
1年に3回くらいしか出来ないので、上手くなるには10~15年掛かってしまう。

それでは時間がかかりすぎる。
順張りで、「半分の法則」で入り、「ものわかれ」で足す・・・
これで十分利益が出せる。

資産を増やしながら、順張りが当たり前に出来るようになったら、うねり取りを3ヵ月かけてやってみる。
でもあんまりうねる場面がやってこないことも。

相場さんは昔は断然逆張り派!「順張りの相場師は偽物だ!」と仰っていたそう(笑)
それでも教える過程で、みんなが散々できないのが分かった・・・と。(うねり取り、魅力的ですが、相場さんがそういう思いで封印してきているんですね)

初心者のおススメの書籍は「1億円株塾」や「一生モノの株のトリセツ」から入って、
月50万くらいコンスタントに取れるようになる。その裏でうねり取りを練習して、少ない金額でやってほしい!と。

いつか・・・うねり取りに挑戦出来るようになるまで・・・頑張りましょうね♪


追記:
しまねこはまだ読んでいないのですが、ジェリさんがお読みになった本は以下のものですね。
興味はあるのですが、、難しそうで後回しにしています…。

林輝太郎さんの書籍と言えばこちらでしょうか。

うねり取り入門―株のプロへの最短コース

立花義正さんの書籍

あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録

板垣浩さんの書籍

自立のためにプロが教える株式投資


いつか、そうそう!と膝を打ちながら読んでみたい本です^^

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