【今週の相場師朗の株塾】それぞれの局面の空売りの戦い方

しまねこです。

今日はラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」の日ですよ~
外出先から急いで戻ってきました(笑

今日は相場さんが堂々と「録音バレの日」とwww
相場さんは今日、台湾で出版された本の講演なんだそうです。

しまねこは先週の放送から、来週は録音だな!と見抜いていましたよ~
(こんなことに鋭くなってないで、株の技術の方をもっと頑張りたいですね…あは????)
台湾で出版されたのは一作目の「株は技術だ!」なのか、二作目の「一生モノの株のトリセツ」の中国語版どちらなんですかね~興味津々です。

暴露したからなのか?相場さん晴れやかです。
しまねこが思うに、相場さんは嘘(嘘ってわけでは無いのですが)をついたり、とりつくろったりするのが苦手な、誠実な人柄だからかな、って思ってます^^

そんなわけで、今日は東京マーケットはなしで、リスナーのご質問にお答えする回。
タイムリーなマーケットの解説も聞きたいけれど、株の技術の方がより大事ですよね。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」Ustream

リスナーからの質問

相場先生に出会うまでは現物株取引のみで、空売りを狙う感覚がなかなか掴めずにいます。
下落局面を研究していると、下落にもいろいろなパターンがあることが分かりました。
3つの局面について、それぞれ狙い方、エントリーのタイミング、エクジットの判断についてアドバイスをお願いします。

3つの局面の心配
A(下落)局面で空売りを入れると、自分が入れた時に限って上げてしまうのではないか?
B(ボックス)局面で空売りを狙うと、上昇でブレイクしてしまうのではないか?
C(上昇)局面で空売りを狙うとパンパカパーン(PPP)は強いので、すぐに上げてしまうのではないか?
と心配になってします。(これ、とっても共感します)

それぞれの局面を見ていきます。

A(下落)局面での空売り

まず、A局面から見ていきます。
A局面は「とてもえー(良い)局面」というおやじギャグからw

移動平均線の順番を見る!
一番下がオレンジ(300日線)、その上に紫(100日線)、その上に青(60日線)、
その上に緑(20日線)、赤(5日線)=パンパカパーン
であれば、一度軽く下がっても戻る確率が高い(蓋然性が高い)。

一番上がオレンジ(300日線)、その下に紫(100日線)、その下に青(60日線)、その下に緑(20日線)、その下に赤(5日線)
=逆パンパカパーン
A局面で一番下げる勢いが強いのが逆パンパカパーンの時。

紫やオレンジが横ばいで、緑と赤だけ下げているA局面もある。

逆パンパカパーンの時に、下げの初期に乗れなかったとしたら、
一度上げて、ローソク足2本位でまた下げ始めた時に売っていく。
これは下がる。

今下げているから、大きく下がったんだから上がってしまうのではないか、という心理になる。
入れなくて眺めている場合は、ローソク足2本位あげてから弱ったところで空売りをエントリーすると安心。
大縄跳びを何回かリズムを見て入っていくイメージ

これまでの上昇期間が長ければ長い程、下落期間も長くなる。
ずっと上がっているということは、含み益を持っている人がたくさんいる。
その人たちが利益確定をしてくる可能性が高い。(=売りが出てくる)

日柄としては、大体半年、短くて3ヵ月。
暴落の日数は大体23日くらい。

次に気にするのは節目
日経平均では1,000円単位の節目。もうちょっと下がれば節目に当たる場合も一度止まる場合があるので
節目を通過して下げた場合に空売りを入れていく。

後は、赤5日線の傾きを見る
5日線の傾きがキツイ間はまだ下げる可能性がある。

5日線の前の安値、前の高値を越えられない場合はまだ下げる力があるので、売っていく。

この5つのポイントを相場さんは無意識でチェックしているとのこと。
しまねこもチェックしています!…が、あんまり考えすぎて、最近エントリーできない病にかかっているかも(笑
ヘタにエントリーして失敗してしまうことは減っているので、それは良いことかもしれません。

逆PPPの日経平均の場面
A局面で一番下げる勢いが強いのが逆パンパカパーンの時。
そして、更に、夜明け前が一番暗い、ということで
逆パンパカパーンになる前が一番下げがキツイ

の一度上げて、戻りが弱いときに空売りエントリーするのがよい。

もっと上手になれば、移動平均線の順番・傾きから、弱いから売ってみる。
もし戻ってしまったら、切ればいい。マイナスにはなるけれども、これで感覚が分かったから(=試し玉)その後の戦い方が分かる。

これは鍛えなければ。しまねこはまだマイナスになるとヘコタレて、戦意喪失になってしまったりするので。。

C(上昇)局面での空売り

赤5日線の前の高値・安値を越えている状態であれば、軽く下げた後戻る(押し目もしくは「もの別れ」ですね)
そこで入ればOK

下からオレンジ(300日線)、その上に紫(100日線)、その上に青(60日線)、
その上に緑(20日線)、赤(5日線)=パンパカパーン
一番上げ余力があるのが最初の1ヵ月目、その次に2ヵ月目、次が3ヵ月目。
上げ始めて1~2ヵ月目であれば、一度5日線を陰線で割って、その後陽線になればそこで買いを入れて大丈夫。
また上がっていく。
上げていったとき、節目では一度止まってしまう。

同じC局面でも、逆パンパカパーンから戻していったC局面

こちらは、パンパカパーンになったC局面
初心者はこの局面で買うべき

逆パンパカパーンの時のC局面でも、5日線の安値を切り上げている時は買っていい。
でも、長く持ってはダメ

移動平均線の順番・傾き
どこにあるC局面なのかを見極める必要がある
それによって玉の滞空時間が変わる。

B(ボックス)局面での空売り

A局面の期間が長いと、B局面も長くなる。
B局面が3~4ヵ月くらい続いた後のC局面は結構長く上がる。
(…この事例、しまねこがずっと観察していた銘柄で目撃しています。
…が、2月の暴落で弱気になって、その上昇を取れてないのです。。悲しい)

B局面は短い期間で上がったり、下がったりするのでショートトレードをするのではなく、片張りで。
底らしきものが分かったら、3~4本上げたら終わり。
また、下がってきたら売りを入れて、2~3本で終わりにする。
単発でやっていく。
出来るだけ早く上値と下値を発見する。緑で引く上限と下限のレンジですね。

逆パンパカパーンのB局面
は上げる力が弱いので、下げを狙う

短いスパンで確実なところでエントリーして、1~2日間で切っていく。

明日のローソク足がある程度読めるような場面だと、
B局面で陰線で3本下がったから、明日陽線の可能性が高い→その結果を見た後、次が「半分の法則」だったら買って
二日で手仕舞えば取れる。
こういった可能性が高いところに1万株入れて、大きな利益を取れるわけですね。
リアルの株塾ではこんな風に利益を出される方がゴロゴロ出てきている、と仰っていました。
これも練習を積み重ねた「慣れ」によって出来るものですね。

途中、受講料取らなくていいの?って仰っていたくらい、中身が詰まっていて、
その観点でチャートをじっくり確認したいな、と思いました。
まだ復習できていないところは明日に^^

今日は変な力が抜けていて(2本目収録だからですよねw)
カトマリさん(加藤満理子アナ)との掛け合いもスムーズで、楽しい回でした♪

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