【株塾の復習】No.78 「空売りを入れた、上がってしまった、どうする?」

2018年1月27日

しまねこです。

今回も過去の株塾の復習をしていきます。
No.78 2016/11/22放送分のテーマは「空売りを入れた、上がってしまった、どうする?」

当時の東京マーケット

この時はドル円の為替が円安傾向になって、上昇中。A局面→B局面→C局面になったところ。

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テーマ「空売りを入れた、上がってしまった、どうする?」

相場師は売りが好き。建玉の操作を勉強していくと売りの方が有利だと気づく。下げの方が早いからですかね?
空売りを上げて、上げてしまった時まずは
①狙いが正しいかどうか?
例えば、ずっと上がってきて前の高値に並んだor節目に当たった→だから売りを入れた。でも上がってしまう場合もある。
動機が間違っていたら手仕舞うしかないが、狙いが正しければ反対玉を入れる。

移動平均線が下げているA(下落)局面で、空売りを入れて陽線が出た場合は買いヘッジを入れる。

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C(上昇)局面で、下げてきた時に空売りを入れて陽線で反発した場合も買いヘッジを入れる。この時は買いを多めに。

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節目で陰線勝ちになって、空売りを入れたが上がってしまった場合。これも買いヘッジを入れる。

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この場面でもっといい方法(有料レベル!)は上昇の買いの利益を背景に建玉の操作をしていくこと。

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「肉を切らせて骨を断つ」最近もこのテーマでお話されてましたね。長いスパンで考えてみる

リスナーからの質問

売りが出来ない銘柄はうねり取りが出来ないだけでなく、イレギュラーなチャートになることも含めて排除した方がいいのでしょうか?
うねり取りのプロで買いしかやらない人もいる。一年に3回位うねる。2ヵ月半上げて、横ばって、2ヵ月半上げて。
その中の買いだけを取る、売りだけを取るという人もいる。
利益のチャンスを考えると売りと買いどちらも取った方がいい。
そしてちゃんと「うねる」ためには、売りと買いがたくさん入ってきて、いろいろこなれた方がいい。うねりやすくなる。
また、すべて上手く行くと限らないので、ヘッジという意味で売りが出来た方がいい。
現物の売りは「Sell(セル)」空売りは「Short Sell(ショートセル)」空売りが出来た方が、どんなに下げていてもいずれ買戻しが必ず入るので、こなれやすい。

信用取り組みは完全無視でいいのでしょうか?あまりに売り残が多いものは戸惑います。
相場さんは信用取り組みは完全無視。
例えば、PERが高すぎる場合、①買われ過ぎだからいずれ下がる→空売りを入れる判断。
でもPERが上がるのは②その会社が注目されていて、将来を期待されているから株価も上がる→買い。PERが高い銘柄に空売りをして失敗した人がいっぱい見ている。
そして、売り残が多いということは①下がると思っている人が多いから本当に下がってしまうかもしれないし、
売り残が多いから②そろそろ限界と見て買いを入れてやられてしまう場合も。
あまり上手く行かない。そうではなくチャートを見ること!

過去放送分の動画の視聴方法と放送リストはこちら

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